2021年1月29日14時10分

私は主のもの 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

イエス様は、十字架の死によって私たちの一部分を買い戻してくださったのではありません。丸ごとすべてを買い戻し贖(あがな)ってくださいました。

私たちは、二重の意味で神のものなのです。

一つ目は、神が私を造ってくださったから神のものです。二つ目は、神の独り子イエス・キリストの命によって買い戻されたから神のものです。

しかしさらに、神は私たちを、完全にご自分のものとしようと願って働いておられます。

① 霊 ② 魂 ③ 体 の三重の領域をきよめ、王として治めたいのです。

主に協力しなくてはいけません。主を主としてお迎えし、主に自らを明け渡すことです。この方に完全に明け渡して、主が私の主、私の王となられるまでは満足してはいけません。

イエス様は愛であられ、憐(あわ)れみ深く優しい方です。しかし、敵に対しては勇ましく戦いにたけきお方です。どんなに問題が大きく、敵が強く見えたとしても、恐れるに足りません。主が共におられるからです。

あなたの力ではなく、主の力によって勝利することができるのです。もし行き詰まりを感じたとしても、主の力強い御手の下にへりくだって待ち望みましょう。

ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。(ペテロの手紙第一5章6節)

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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