2020年11月10日09時32分

かならず雨はやむ 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

自然を見て分かることがあります。ずっと雨が降り続くということはありません。長雨もかならずやむ時が来ます。同じように、つらい出来事や試練もいつかかならず終わる時が来るのです。

配偶者との離婚や死別、親や親しい人との死別、リストラ、倒産、破産、人間関係のトラブル等々、雨なら天気予報で予測がつきますが、問題は突然やってきます。その時は、悲しみと絶望で心が折れてしまいそうになるかもしれません。しかし、やがて雨はやみ、雨がやむと気持ちの良い青空が広がるように、試練は過ぎ去り、慰めが与えられます。

ゴスペルソングの一節に、♪多くの苦しみ味わったなら 同じだけのなぐさめがある♪とあります。雨が上がると青空が広がるように、神様は私たちを慰めて、悲しみの涙を喜びの涙に変えてくださいます。

雨は濡れるし、ジメジメするし、快適ではありません。そんな時には、神様に祈って、心がびしょ濡れにならないように傘を差しましょう。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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