2020年10月27日09時25分

変化を楽しみ、受け入れよう 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

今年は、新型コロナウイルスの影響によって、多くの人の生活が一変しました。また、コロナウイルスとあまり関係ない状況でも、人間関係の誤解や痴情のもつれなどで人間関係が壊れてしまって、ある扉が閉ざされることがあります。

私は、何度となくそのような経験をしてきましたが、振り返ってみると「それで良かった」と思います。一つの扉が閉じたけれど、別のもっと良い新しい扉が開くことを経験してきたからです。その時は、「私の人生はこれで終わりだ」というくらいショックであり、悲しい経験ですが、それは神が働いておられることであり、必然であったと受け止めたいと思います。

扉が閉ざされなければ、その地位や生き方にあぐらをかいていて、変わるチャンスが訪れなかったかもしれません。その変化を受け入れて、楽しみ、感謝して受け止めましょう。時を経て、「それで良かった!」「これが最善だった!」と思えるようになるからです。

そうであるならば、いっそのこと、肯定的に受け止められるようになる前から感謝したらどうでしょうか。神様は、あなたの前にある扉を閉ざされて、新しい扉を開き、新しいステージにあなたを導かれるのです。神と共に歩むためには、変化を受け入れなくてはいけません。

今日は、まったく新しい一日です。昨日とは違うし、今まで経験したことのない素晴らしい何かが起こると期待してください。

素敵な一日でありますように。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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