2020年9月1日11時58分

基本に忠実であれ! 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

一人の体操選手がスランプに陥りました。一流になるような人は、必ずそういうところを通過するものです。父親でもあるコーチは次の言葉を贈りました。「君は大技ばかりをやろうとしているからうまくいかないんだ。基本をやれ!」基本に忠実に練習を続けていたら、いつしかスランプを抜けることができました。

どの世界にも基本があります。クリスチャンにとっての基本は何でしょうか?

① 聖書を読む
② 祈る
③ 教会生活
④ 伝道

私は、毎日聖書を読むことを決めて実践しています。これは説教や講演の準備のためではありません。心のごはんとして、私自身の霊と魂を養うためです。

祈りは思い出すたびに行います。「絶えず祈りなさい」とは、朝起きて祈り、聖書を読みながら祈り、食前にも、車に乗る前にも、人と会う前にも祈ります。そして、祈れるように祈ります。また、教会生活は大切です。目に見えない神を信じるということは、礼拝と献金をささげることで表されます。

そして、伝道は与えられた環境の人間関係の中で行うべきです。さらに祈り、計画的に伝道したいものです。

今日、もしあなたがクリスチャンとしてスランプに陥り、神様を遠く感じたり、イライラしたり人を赦(ゆる)せなかったり、喜びがないとしたら、基本に立ち返ってください。きっと、基本を行うことを忘れていたことに気が付くのではないかと思います。

すべてにおいて基本が大切です。特に、信仰生活、神との関係において基本に忠実であってください。

ステキな一日でありますように。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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