2020年7月21日10時12分

神前意識と敵前意識を持とう! 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

かつて私たちは罪の奴隷であり、悪魔に奴隷とされて縛られ、苦しめられてきました。悪魔はどんな人であってもその人を喜んで手放しで去らせることはしません。イエス様を信じて解放された後も、悪魔は常に隙を伺い、吠え猛る獅子のように食い尽くすべきものを求めて歩き回っています。

私たちはこの世のものではありませんが、この世に遣わされて生きています。ここは敵地なのです。狼(おおかみ)の中にいる羊のようです。鳩のように素直に、蛇のように聡くなければなりません。絶えず神に祈り、神の言葉である聖書を片時も離してはなりません。神の御前にいる事実と共に、敵の目の前にいることを忘れてはいけません。戦場を歩いているようなものなのです。どこに伏兵が潜んでいるのか分かりません。

世界で一番人間の命を奪っている生き物は蚊であるといわれます。蚊はその土地に住む人よりも旅人や他の地域に住む人をよく刺すといわれます。絶えず目を覚ましていなければいけません。

罪と戦い、悪魔に付け入る隙を与えず、絶えず神を意識しながら今日も歩んでいきましょう。この方と共に歩むならば、何も恐れるものはありません。試練が来ようとも、貧の道を歩もうとも、富の道を歩もうとも主が共におられるならば守られ、必要は満たされ、罪に陥ったり、悪魔があなたに触れたりすることはできません。

ステキな一日でありますように。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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