2019年12月20日12時06分

主は生きておられる(129)62回目の記念日 平林けい子

コラムニスト : 平林けい子

62回目の記念日

よくここまで来たと思う
結婚式で言った

ひとつひとつの灯が別々に
ついているよりも
いっしょにともったほうが
大きくなります

ともし火は
大きくなるよりも
消えかかったときも

ひと吹きの風で
消えるところまで

世の嵐にもまれ
家の中の嵐にもまれ
炎はゆらいだ

イエス様は
「傷んだ葦を折ることもなく
くすぶる燈心を消」されなかった

イエス様と共に朗朗介護
イエス様の大きなともしびを
もっともっと分かち合おう

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平林けい子

平林けい子

(ひらばやし・けいこ)

1934年京都に生まれ、京都府に在住。同志社大学文学部英文科卒業。1男2女の母。長女が小学校入学を機会に好きな英語をもう一度学びたいと思ったとき、奇しくも今の教会の英会話クラスのちらしを見る。聖書を開き、ヒューマニストだと思っていた自分が仮面をかぶった罪人だと分かった。罪を悔い改めて受洗。しかし、真の神に出会ったのはそのあとの試練の真っただ中だった。主の奇跡を次から次にいただき今に至る。30年間家で中高生向けの英語塾を、13年間町の公民館で中高年の人たちに中級英会話クラスを担当。教会の英会話クラススタッフは38年になる。趣味は、読書。福音書を読む以外は詩、エッセイを読んだり書いたりすること。海外旅行、動物が大好き。京都府・長岡福音自由教会員。フェイスブックはこちら。著書に『主は生きておられる』。