2019年9月20日21時01分

主は生きておられる(116)砕かれて 平林けい子

コラムニスト : 平林けい子

砕かれて

50年近く前
神を信じて間もなく
陶器師なる主は
私を粉々に砕かれた

試練の中
悲しく つらかった
もう生きられないと思ったとき
神がはっきり見えた
神は生きて働いてくださった

今年主は
再び私を砕かれた

激痛の中で私の不信仰を示され
うつを経て一度死んだと思った
ところが主は新しい命を
与えてくださった
神が以前よりいっそう
はっきり見えた

砕かれることなしに
神を見ることはできない
「あなたは歳をとったが
まだとるべき土地がある」と言われた
新しい足で主を伝えるためを
イエス様ゆっくりですが
出かけていきます

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◇

平林けい子

平林けい子

(ひらばやし・けいこ)

1934年京都に生まれ、京都府に在住。同志社大学文学部英文科卒業。1男2女の母。長女が小学校入学を機会に好きな英語をもう一度学びたいと思ったとき、奇しくも今の教会の英会話クラスのちらしを見る。聖書を開き、ヒューマニストだと思っていた自分が仮面をかぶった罪人だと分かった。罪を悔い改めて受洗。しかし、真の神に出会ったのはそのあとの試練の真っただ中だった。主の奇跡を次から次にいただき今に至る。30年間家で中高生向けの英語塾を、13年間町の公民館で中高年の人たちに中級英会話クラスを担当。教会の英会話クラススタッフは38年になる。趣味は、読書。福音書を読む以外は詩、エッセイを読んだり書いたりすること。海外旅行、動物が大好き。京都府・長岡福音自由教会員。フェイスブックはこちら。著書に『主は生きておられる』。