2019年1月27日19時43分

牧師の小窓(151)夕べの祈り・その2 福江等

コラムニスト : 福江等

牧師の小窓(151)夕べの祈り・その2 福江等

これからしばらくの間、このコラムでさまざまな状況の中における祈りの言葉を記載してみたいと思います。これらの祈りは「クロスウォーク」というネットジャーナルに記載されているもので、祈りを書かれた方のお名前を最後に記しておきます。これらを参考にして、私たちの祈りの生活がさらに豊かになれば幸いです。

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夕べの祈り・その2

天の父よ。今日も1日が終わろうとしています。そろそろ床に着きます。しかしその前に、今日も慈しみを与えてくださったあなたに感謝申し上げます。物事が計画通りに行かなかった日も、世界がまるで混沌としているように見える日も、いつも素晴らしい1日です。なぜなら、あなたがすべてをご支配していてくださるからです。

今日、あなたが私を助けてくださったあらゆることも、あなたの臨在が特に身近に感じられたすべての時も感謝いたします。私の気付かないところであなたが導いてくださっていることも、私の知らない時にあなたが助けの御手を差し伸べてくださったことも、主よ、感謝いたします。

今日、私の行った愚かなことや、あなたの祝福や知恵を求めずに行ったことなどを、どうかお赦(ゆる)しください。そのようなことはできれば忘れたいことですが、あなたは、私の祈りに応えて赦してくださいますから感謝いたします。あなたとの関係が正しくなるまでは眠りたくありません、主よ。あなたとの交わりはとても大切です。私をありのままで愛してくださることを感謝します。あなたの愛があまりにも強いので、私のすべてをあなたにおささげせずにはおれません。イエス様を通して結ばれたこの絆の故に、賛美が私の心にあふれます。

今晩、私が目を閉じるとき、身近にいる愛する人々のために祈ります。私の友人たちやあなたを必要としている人たちのために祈ります、主よ。あなたの愛が、夜空の満天の星のごとく、彼らを包み、彼らがあなたを真に知ることができますように。この世界に住むすべての人々のために祈ります。私の必要と同時に、彼らの必要のためにも祈ります。

神様、今晩どうか安らかな眠りをお与えください。そうして、新鮮な思いで目覚め、あなたを愛する新しい1日を始めることができますように。あなたの祝福を頂く資格のない私に、数え切れないほどの祝福を与えてくださって感謝いたします。あなたの子どもとしてくださっていることを感謝します。どうか、いつもあなたに忠実にお仕えする者となれますように。朝目覚めるとき、不機嫌な思いではなく、喜びと笑顔で目覚めますように。今晩もあなたの臨在がこの所を平安と安心で包んでください。主よ、お休みなさい。イエス様のお名前によって祈ります。アーメン。

―レベッカ・B・ジョーダン

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福江等

福江等

(ふくえ・ひとし)

1947年、香川県生まれ。1966年、上智大学文学部英文科に入学。1984年、ボストン大学大学院卒、神学博士号修得。1973年、高知加賀野井キリスト教会創立。2001~07年、フィリピンのアジア・パシフィック・ナザレン神学大学院教授、学長。現在、高知加賀野井キリスト教会牧師、高知刑務所教誨師、高知県立大学非常勤講師。著書に『主が聖であられるように』(訳書)、『聖化の説教[旧約篇Ⅱ]―牧師17人が語るホーリネスの恵み』(共著)、『天のふるさとに近づきつつ―人生・信仰・終活―』(ビリー・グラハム著、訳書)など。

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