2018年7月26日21時16分

植木英次氏、WEA国際理事に選出 JEA国際渉外室長、AEA議長

植木英次氏、WEA国際理事に選出 JEA国際渉外室長、AEA議長
植木英次氏(写真:世界福音同盟=WEA)

日本福音同盟(JEA)国際渉外室長で、アジア福音同盟(AEA)議長の植木英次(ひでじ)氏が、両団体の加盟上部組織である世界福音同盟(WEA)の国際理事に選出された。WEAが24日発表した。

選出されたWEAの新国際理事は、各地域を代表する7人と、植木氏を含む地域を代表しない3人、そして名誉理事1人と総主事の計12人。植木氏は今回が初選出。新体制の国際理事会は、来年11月6〜13日にインドネシア・バリ島で開催される総会まで、WEAの統治機関として奉仕する。

植木氏は18歳の時、イムマヌエル綜合伝道団創設者の蔦田二雄(つただ・つぎお)が創設した丸の内中央教会(現・中目黒教会)で救われ、22歳で献身。イムマヌエル聖宣神学院を1975年に卒業した後、妻の昌恵さんと共に姫路教会を開拓、7年にわたって牧会する。その後82年にカリブ海の島国ジャマイカに宣教師として派遣され、24年にわたって奉仕。ジャマイカでは、現地の神学校「カリビアン・ウェスレアン・カレッジ」で20年以上にわたって教鞭を執り、学長代行などを務めた。

2006年に帰国し、イムマヌエル聖宣神学院院長となる。板橋教会、加古川教会を経て、現在、昌恵さんと共に市川教会を牧会する。16年には、これまで4期16年にわたってAEA議長を務めてきた金相福(キム・サンボク)氏(WEA元議長、韓国・ハレルヤ教会元老牧師)の後任に選ばれた。

WEAの新国際理事は下記の通り(敬称略)。

植木英次氏、WEA国際理事に選出 JEA国際渉外室長、AEA議長
WEAの新国際理事。左上から右下に下記の人名順。(写真:WEA)

<地域代表理事>
グッドウィル・シャナ(再任、アフリカ)
ジンバブエ命の言葉国際宣教会創設者・主任牧師、アフリカ福音同盟(AEA)会長

ノエル・パントーハ(新任、アジア)
フィリピン福音同盟(PCEC)国内ディレクター、アジア福音同盟(AEA)理事

ジョン・O・スミス(再任、カリブ)
ガイアナ福音同盟(GEF)会長、カリブ福音同盟(EAC)議長

フランク・ヒンケルマン(再任、欧州)
オーストリア福音同盟(AEA)議長、欧州福音同盟(EEA)会長

デイビッド・ラミレス(新任、南米)
米チャーチ・オブ・ゴッド教団理事、4/14ムーブメント運営委員(アルゼンチン出身、米国在住)

ブルース・クレメンジャー(再任、北米)
カナダ福音同盟(EFC)会長、EFC信仰・公生活センター創設ディレクター

ブライアン・ウィンズレイド(新任、南太平洋)
ハミルトン中央バプテスト教会(ニュージーランド)主任牧師、世界バプテスト連盟(BWA)教会リーダーシップ委員会元議長

<理事(地域担当なし)>
ケネス・アーツ(再任)
米国を拠点にクリスチャンのビジネス・慈善団体の会計業務を担当、WEA国際理事の会計担当として長年奉仕

マリオ・リヒ(新任)
マラウイ福音同盟(FCCM)会長、アフリカ福音同盟(AEA)議長

植木英次(新任)
日本福音同盟(JEA)国際渉外室長、アジア福音同盟(AEA)議長

<名誉理事>
ジョン・E・ラングロワ
ドイツ、英国を拠点にWEA信教の自由委員会委員長など要職を歴任、WEA終身国際理事

<職務理事>
エフライム・テンデロ
WEA最高責任者(CEO)兼総主事