2017年10月25日05時52分

祈りは運命を変える―ヤベツの祈り 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

私にとって祈りとは、最高に素晴らしく、楽しい時間です。祈りは、私たちの運命を変える力を持っています。旧約聖書のⅠ歴代誌4:10には、「ヤベツの祈り」と呼ばれる祈りが記されています。

「ヤベツ」とは、1人の人物の名前です。その意味は「痛み、苦しみ、悲しみ」です。ヤベツのお母さんは、おそらく失意のどん底にいたときにヤベツを出産したのでしょう。

「名は体を表す」と言われますが、その名で呼ばれ続けることで、自分のセルフイメージが作り上げられます。そして、名前通りの生き方をし、それが運命へと変わっていきます。そんなヤベツの運命を変えたのは、短い祈りでした。

「ヤベツはイスラエルの神に呼ばわって言った。『私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあり、わざわいから遠ざけて私が苦しむことのないようにしてくださいますように。』そこで神は彼の願ったことをかなえられた」(Ⅰ歴代誌4:10)

この祈りは、きっと皆さんの人生をも変えてくれるはずです。共に祈ってみませんか。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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