2017年8月22日06時31分

百人一読―偉人と聖書の出会いから(56)金山良雄 篠原元

コラムニスト : 篠原元

百人一読―偉人と聖書の出会いから(56)金山良雄 篠原元
ムラサキスポーツホームページのスクリーンショット

日本全国に多くの店舗を展開するムラサキスポーツ。素晴らしい会社で、スポーツをする人たちを応援してくれています。そのムラサキスポーツの創業者である金山良雄会長の言葉をご紹介します。金山会長はクリスチャンであり、母校でも時々学生に教えてくださったり、入学式などでスピーチしてくださいました。

その会長が語られました。「朝とにかく起きて、1時間ぐらいは祈ります。聖書を読み、祈ります。旧約聖書を2章、新約聖書を1章、そして、私は詩編を毎日5篇読みます」(『100人の聖書』87ページ参照)

「すごいなぁ」と思います。皆さんはどう思われますか? これが、ムラサキスポーツの創業者である金山会長の朝の習慣ということです。朝の習慣は人それぞれです。歯ブラシ、朝シャン、1杯の牛乳、ウォーキング、新聞など・・・。

金山会長はこの言葉の中で、聖書を読むことをかなり強調しているように思います。朝起きて聖書を読む。そして、そのことを続ける。このことが、大きな力なのではないでしょうか。その力がどれほど大きなものなのかは、その力を受けてきたであろう金山会長が創業されたムラサキスポーツの現状を見ればお分かりになると思います。

朝っぱらから長距離ランニングでもなく、腕立て伏せ500回とか、そういうものでもないようです。ただ、朝起きてすぐに聖書を読み出す。このような静かな、落ち着いたことです。1分読むだけでも違うと思います、今までの朝とは。1~2ページ読むだけでも、今までと違う朝の始まりになるはずです。

ちなみに、聖書は難しいです。でも、難しくて、意味が分かりづらい聖書を朝イチから読んでいるならば、「普通ではないことをしている」人になれます。周囲の人がしていないであろうことをすることこそ(良いことに限りますが)、非凡人の生き方です。カッコいいです。

普通の人がしないことを習慣にしているからこそ、普通の人が持ってない大きな力を得ることができるのではないでしょうか。すぐに Amazon、または帰宅途中に書店に寄り、聖書を購入して、明日から聖書を読んで1日をスタートさせませんか?

ムラサキスポーツ創業者、金山会長流の朝イチの聖書の読書で大きな力を得て、1日をさらに輝かせましょう!

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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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