2017年7月29日07時38分

なにゆえキリストの道なのか(102)赤ちゃんも罪人ということか 正木弥

コラムニスト : 正木弥

赤ちゃんは無邪気、この赤ちゃんも罪人ということか。

赤ちゃんに意図的罪はなさそうです。しかし、わがままであることは事実です。お腹がすけば、ところかまわず泣き叫びますし、隣の赤ちゃんが持っている物を強引に取りにいきます。エゴの丸出しです。それを見て罪と感じないのは、赤ちゃんがそれを隠したり取り繕ったりしないので、無邪気に見えるからです。

赤ちゃんには、誰も教えないのに、そうなっている点を見れば、そのエゴやわがままが生まれつきであると見なさざるを得ません。つまり、意図的ではないが、生まれついて罪人であることは事実です。それは赤ん坊が受け継いだ先祖のDNAのせいであって、始祖アダムから代々に受け継がれてきたことです。

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正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ