2017年2月19日19時44分

なにゆえキリストの道なのか(79)神は今、何をしているのか 正木弥

コラムニスト : 正木弥

神は今、何をしているのか。

神は、この宇宙・天地を維持しています。銀河系を動かし、太陽系の各惑星・衛星に自転、公転のエネルギーを与え、元素の中の電子に回転運動を与え、地球上に風を吹かせ、海に波を沸き立て、海流・気流を起こさせ、必要な時・所で雨・雪・雲・雷を与え、日照を与えています。

これらにより、森を育て、草を生やし、穀物を生育させています。地中でマグマをコントロールして火山噴火を準備し、地震を用意しておられます。そして鳴くカラスの子に餌を与え、魚にも獣にも食物を与えています。

また、時に悪魔の働きに掣肘(せいちゅう)を加え、時に善人を助け、時に悪人を見せしめのために罰しています。そして必要に応じ、病気を癒やし、御心を表し、人々を救いへと導いておられます。神は、今に至るまで働いておられるのです。

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正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ