2017年2月9日11時45分

わが人生と味の道(50)随想録:神・信仰2 私たちに対する神の目的と計画 荘明義

コラムニスト : 荘明義

[神・信仰]
私たちに対する神の目的と計画

それぞれの賜物を生かし、奉仕に生き甲斐(がい)を感じるクリスチャンを目指そうではありませんか。キリストに似たクリスチャンになるための、神と私たちの目標を学びます。

素直な心、正直な心、従う心、本音と建前のない心、自分の計画をいつでも主に明け渡せる心、心の中に怒りがなく、自分の考え、舌、行動を管理できる人に、言葉に刺(とげ)がない人に、柔和で親切、ねたみ、嫉妬がない人に、損が得になると考えることができ、嫌なことから進んでやれる人に、他人の失敗を心の中で喜ばない、さげすまない、けなさない人に、悲しむ人と共に悲しみ、喜ぶ人と共に心から喜べる人に、いつも隣の人に心を配り、自分のことを2番目に置ける人に、常に主に目を向け、天のお父様を見上げ、心から従える準備ができている人に、聖霊の働きを学び、委ね、力をいただき、常に耳を傾ける、人間の言葉に左右される自分の弱点を捨て去り、聖霊の管理に委ねられる人に――なれますように。

天のお父様は、私たちにこのようなクリスチャンになってほしいために、いろいろとトレーニングをしてくださいます。自分の弱点を知り、神の助けの中で成長し続けてまいりましょう。今の困難や、苦しみは、何1つ神の赦(ゆる)しなくしては訪れることはありません。全ては神の赦しとご計画なのです。恵みなのです。

クリスチャンには偶然はありません。全てのレッスンは、70億の民への伝道のために用いられます。死も苦しみも、悲しみも喜びも、平安も証しとなって全世界の人々へ福音の言葉となって生かされるのです。神の時が満ちるまで祈り続けて待つことこそ、神に信頼する信仰なのです。

自分以外、全ての人が私の先生です。苦手な人ほど良いトレーナーなのです。その苦手を克服したとき、あなたは神のさらに使いやすい器と変えられているのです。苦手こそが主に従うクリスチャンにとって有り難いレッスンなのです。苦手を喜んでクリアしていくうちに、苦手がなくなります。これが勝利なのです。キリストのうちにあるなら、全てが新しくなるのです。苦手が多いうちは、古い自分が多いのです。

「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな」(箴言3:5)

「あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる」(箴言3:6)

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荘明義

荘明義

(そう・あきよし)

1944年中国・貴州省生まれ。4歳のときに来日、14歳で中華料理の世界に入り、四川料理の大家である故・陳建民氏に師事、その3番弟子。田村町四川飯店で修行、16歳で六本木四川飯店副料理長、17歳で横浜・重慶飯店の料理長となる。33歳で大龍門の総料理長となり、中華冷凍食品の開発に従事、35歳の時に(有)荘味道開発研究所設立、39歳で中華冷凍食品メーカー(株)大龍専務取締役、その後68歳で商品開発と味作りのコンサルタント、他に料理学校の講師、テレビや雑誌などのメディアに登場して中華料理の普及に努めてきた。神奈川・横浜華僑基督教会長老。著書に『わが人生と味の道』(イーグレープ)。

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