2016年12月20日13時26分

FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねる旅(38)南アフリカ共和国の教会③ 西村晴道

コラムニスト : 西村晴道

ナマクワランド花畑・スプリングボックのオランダ改革派教会堂を訪ねる旅
訪問 2016年9月5、6日

南アフリカの人口の大半がキリスト教徒と言われている。その中でも最も大きなグループはカルヴァン主義のオランダ改革派で、アフリカーナー(南アフリカに最初に入植したオランダ系白人の子孫。現在でも白人住民の60パーセントを占める)を中心に信仰されている。

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スプリングボックのナマクワランドオランダ改革派教会 Dutch Reformed Church は、石造りの教会として知られている。
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スプリングボックはケープタウンから約550キロ。
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乾燥地帯ナマクワランドの植物図鑑
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頂上が平らな山 Sea Level Mountains が遠くに見える。海底であったところが隆起したという。この辺りは乾燥地帯で背の低い灌木のみ、夏は緑だが、冬は荒涼とした荒れ地になる。

スプリングボック夜の町

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夜空の星
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レストラン

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おいしい南アフリカのワイン、ビール
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南アフリカの国民食ともいわれる「ボボティー」、イエローライス、カボチャの甘煮、キュウリの付け合せ
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宿泊したロッジ

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朝晩はかなり冷えるので暖房が入っていた。
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バスルームも清潔で広い。

ナマクワランドオランダ改革派教会

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宿泊したスプリングボックロッジの筋向い、早朝のきりっとした新鮮な空気を吸い、教会の周りを歩く。
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アフリカーンス語(南アフリカ共和国の公用語の1つ)で書かれている。
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納骨堂

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黒格子扉の両側にすっと高く延びたアロエの木、クオヴァツリー
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信徒会館

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スプリングボック朝の町

1929年に建てられたというユダヤ教会、現在はナマクワランド博物館として公開されている。1920年代には多くのユダヤ人が暮らしていたが、ほとんどは移住してしまった。

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朝食のオムレツ
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クオヴァツリー(アロエの木)

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この地方でしか見られない珍しい木 先住民のサン族がこの木の樹皮を使って矢筒(キヴァーQuiver)を作ることからこう呼ばれる。

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西村晴道

西村晴道

(にしむら・はるみち)

1948年、靜岡県生まれ。一級建築士。法政大学工学部建築学科卒。住友建設株式会社入社・退職し、米ソービック建築設計事務所短期留学を経て、84年に西村建築設計事務所開設。ルーテル学院大学第10回リード賞(キリスト教芸術分野)受賞。日本福音ルーテル教会員。著書に『FINE ROAD―世界のモダンな教会堂をたずねて』。