2016年12月18日21時44分

なにゆえキリストの道なのか(70)恐竜は神の創造のどこで触れられているのか 正木弥

コラムニスト : 正木弥

恐竜は、化石が多数見つかっている。神の創造のどこで触れられているのか。

創世記の天地創造の記事の中では、第5日に“海の巨獣”、または第6日に“はうもの”、“野の獣”が造られたと書かれています。恐竜はこれらのうちのどこかに含まれていたのでしょう。その後、何らかの事情で滅びました。

聖書のほかの箇所に出てくる動物のうち、恐竜であったかもしれないものが次のとおりあります。

レビヤタン(ヨブ゙記3:8、41:1、詩篇74:14、104:26、イザヤ書27:1)
ラハブ(ヨブ゙記9:13、26:12、詩篇87:4、89:10、イザヤ書30:7)
海の巨獣(創世記1:21、ヨブ記7:12、詩篇74:13、148:7)
ベヘモス(ヨブ記40:15~24、「河馬(かば)」と訳されているが、本当のところは不明)

これらは、恐竜の名残であったかもしれません。違うかもしれません。

なにゆえキリストの道なのか(70)恐竜は神の創造のどこで触れられているのか 正木弥
岩波書店『科学の事典』(234ページ)より

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正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ