2016年10月6日07時02分

わが人生と味の道(41)随想録:人生8 荘明義

コラムニスト : 荘明義

人生
言葉は生きもの

プラスの会話とマイナスの会話はあっても、必要のない会話は1つもありません。会話の中には実に多くの情報が詰まっています。

その人の言葉の中に、その人の全てが表れます。人を生かす言葉、人を励ます言葉、心地よい言葉、感動する言葉、聞いていたい言葉、人にあげたくなる言葉、うれしい言葉、喜びに満ちた言葉、子どもに聞かせたい言葉、妻にプレゼントしたい言葉、勇気が湧いてくる言葉、明るくする言葉、人が嫌がる言葉、人に嫌われる言葉、人を憎む言葉、人をさげすむ言葉、人をけなす言葉、人を苦しめる言葉、人を怒らせる言葉、人をイライラさせる言葉、人を傷つける言葉、人を暗くする言葉、人をうらやましがる言葉、人を妬む言葉。

内なる生命が変わらなければ、外なる生活は変わりません。内なる生命が変わると、外なる生活も必ず変わります。

心が変われば、態度が変わる
態度が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる
運命が変われば、人生が変わる

聖書も、次のように教えています。

「しかし、あなたがたは、そのようにキリストに学んだのではなかった。あなたがたは確かに彼に聞き、彼にあって教えられて、イエスにある真理をそのまま学んだはずである。すなわち、あなたがたは、以前の生活に属する、情欲に迷って滅びに行く古き人を脱ぎ捨て、心の深みまで新たにされて、真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着るべきである。こういうわけだから、あなたがたは偽りを捨てて、おのおの隣り人に対して、真実を語りなさい。わたしたちはお互いに肢体なのであるから、怒ることがあっても、罪を犯してはならない。憤ったままで、日が暮れるようであってはならない。また、悪魔に機会を与えてはならない」(エペソ4:20~27)

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荘明義

荘明義

(そう・あきよし)

1944年中国・貴州省生まれ。4歳のときに来日、14歳で中華料理の世界に入り、四川料理の大家である故・陳建民氏に師事、その3番弟子。田村町四川飯店で修行、16歳で六本木四川飯店副料理長、17歳で横浜・重慶飯店の料理長となる。33歳で大龍門の総料理長となり、中華冷凍食品の開発に従事、35歳の時に(有)荘味道開発研究所設立、39歳で中華冷凍食品メーカー(株)大龍専務取締役、その後68歳で商品開発と味作りのコンサルタント、他に料理学校の講師、テレビや雑誌などのメディアに登場して中華料理の普及に努めてきた。神奈川・横浜華僑基督教会長老。著書に『わが人生と味の道』(イーグレープ)。

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