2016年9月30日23時33分

ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(23)PRAYERS 高津恵子

コラムニスト : 高津恵子

信州からこんにちは!ちいさな絵本やノエルです。

今回ご紹介の絵本は外国の子どものための祈りの本です。きれいな挿絵に惹かれて集めたものもあります。

ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(23)PRAYERS 高津恵子

1942年、1冊25セントで、その歴史の幕をあけたリトルゴールデンブックス。大勢の子どもたちが手にとりやすいようにと、値段はコイン1枚に抑え、スーパーやデパートでも販売。

安くても、クオリティー重視。第1線で活躍する作家・イラストレーターの作品が多数で、とてもきれいな絵本ぞろいです。

ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(23)PRAYERS 高津恵子
ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(23)PRAYERS 高津恵子

アメリカのキリスト教文化を感じます。 左の絵本の初版は1961年イギリスで印刷されています。右はU.S.A.と記載されています。軽井沢追分の古書店より手に入れました。

ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(23)PRAYERS 高津恵子

1945カルデコット賞
ちなみに以前ご紹介した、絵本「ちいさなもののいのり」の絵もエリザベスです。

ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(23)PRAYERS 高津恵子

「幼い子どもたちは、毎日の生活の中で常に社会や家庭における不安定さを敏感に感じ取っています。子どもたちは最も『ちいさなもの』だからです。...かみさまへのいのりは、不安な世界の中で生きる子どもたちにとって、深い安心感につながるはずです。また、この祈りは子どもたちに、自分よりももっともっと小さなものが存在することを気づかせます。それは『祈る』という心の働きのなかでも、最も尊いものが何かであるかを、教えてくれることでしょう」(島多代『ちいさなもののいのり』あとがきより抜粋)

ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(23)PRAYERS 高津恵子

あき、ふゆ、生後1週間

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高津恵子

高津恵子

(たかつ・けいこ)

上田女子短期大学卒業、2007年JTJ宣教神学校神学部卒業。実家のホテルで20年勤務した後、保育園勤務。佐久市社会福祉協議会ボランティアスタッフ。「ブレッシング・ホームチャーチ」メンバー。10年から絵本屋「ノエル(NOEL)」を始める。1999年受洗。著書に、最新刊「心に寄り添うおとなの絵本(小さな絵本屋さんが綴った12のメッセージ)」がある。

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