2016年9月21日15時22分

本当の自分を取り戻そう 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

多くの人が、自分に対して否定的なセルフイメージ(自己像)を持っています。自分には価値がないと感じ、将来の夢を持っていません。悲しい現実です。

アルコール・薬物などの依存者や犯罪者の多くが、低いセルフイメージを持っています。「自分は、そういう生き方がふさわしい」と考えるので、結果としてそのように行動してしまいます。

しかし、その考えは本当でしょうか?

聖書には、「私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られた」と書かれています。これが、本当のあなた(セルフイメージ)です。

低いセルフイメージを持っている人は、間違った情報によってマインドコントロールされているのです。何とかして脱出しなければなりません。

聖書の言葉を自分自身に向かって語ることで、自然にセルフイメージが変わり、本当の自分を取り戻すことができます。

「私は神に愛されている!」「私には価値がある!」「私には無限の可能性がある!」「私は神の作品である!」「私はキリストによって新しく生まれ変わった人である!」

思い出すたびに、自分に向かって神様の目に映る姿を語るなら、やがてそれが自然になり、本当のことと感じるようになり、自分を好きになり、幸せを感じるようになり、生き方が変わっていきます。これが本来のあなたです。

「岩の裂け目、がけの隠れ場にいる私の鳩よ。私に、顔を見せておくれ。あなたの声を聞かせておくれ。あなたの声は愛らしく、あなたの顔は美しい」(雅歌2:14)

神様は、あなたを愛しています。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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