2016年9月13日09時28分

百人一読―偉人と聖書の出会いから(7)ヴィクトル・ユーゴー 篠原元

コラムニスト : 篠原元

百人一読―偉人と聖書の出会いから(7)ヴィクトル・ユーゴー 篠原元
ヴィクトル・ユーゴー(1802~85)

ヴィクトル・ユーゴー

フランスのロマン主義の作家、詩人でもあるヴィクトル・ユーゴー(1802~85)。フランスで政治家として活躍した時期もありました。彼の代表作の1つに、映画化やミュージカル化されて有名な『レ・ミゼラブル』があります。

彼はこう言っています。「イギリスには、2つの本がある。聖書とシェイクスピアだ。イギリスがシェイクスピアをつくったが、聖書はイギリスをつくった」(『100人の聖書』26ページ参照)

この言葉は、私の弟が大好きな言葉ですが、私もこの言葉を考えるときに感動を覚えるものです。このユーゴーの発言は、ものすごいものだと思います。国の歴史の中で、ある1冊の本ができるのは容易なことです。しかし、ある1冊の本が国をつくったとは、よく言ったものです。

今、私たちの周りには、それこそ多くの本が存在します。多くの本が、数え切れないほどの本が毎日のように出版されています。その中には、ビジネス書もあり、教養書もあり、人文書もあります。それらは、それぞれの国の著者の方が作り上げたものです。

でも、その中でただ1冊、永遠のベストセラーとして、世界が誇る、ある書物だけは、ある国のある人がつくったのでなく、 その書物が、ある国、いや全ての国を、そして全ての人をつくったのです。その書物こそ、聖書ですね。

今日から「この日本を、いや世界をもつくった書物!」として、スゴい書物【聖書】を手にとりませんか?

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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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