2016年9月6日07時19分

百人一読―偉人と聖書の出会いから(6)トーマス・カーライル 篠原元

コラムニスト : 篠原元

百人一読―偉人と聖書の出会いから(6)トーマス・カーライル 篠原元
トーマス・カーライル(1795~1881)

トーマス・カーライル

19世紀に歴史家、哲学者としてイギリスで活躍したトーマス・カーライル(1795~1881)。多くの著作があり、またエディンバラ大学の学長も務めた人物です。

私は、田舎に行くのが好きです。田舎に行って山や海などの自然を見ているとゆっくりでき、その静かさの中でリフレッシュされます。

昨年宮崎に一人旅に出掛けてきました。いろいろなところに足を延ばしましたが、一番記憶に残っているのが高鍋町でした。

かの石井十次の出生の地である高鍋を訪れ、そこの海辺で1人静まってリラックスし、神様が造られた自然を眺め、海の波の音を聞く素晴らしい時間でした。

同じく、聖書を開いて読むことによっても、私たちは静かさの中で、神様の素晴らしさを見つめることができる・・・と言われています。

そう語ったのが、カーライルです。彼はこう言っています。

「だれでも聖書を読むなら、神が窓を開いてくださったかのように、永遠という静けさを目にすることができ、それを垣間見ることで、久しく忘れていた故郷をかなたにのぞむことができる」(『100人の聖書』25ページ参照)

ひとたび落ち着いて、お昼休みのひとときに、また家事の合間に、就寝前のちょっとした時間にも、聖書を開いてみませんか?

なかなかとれない、リフレッシュ、リラックス、また神様の素晴らしさを見つめ、神様の素晴らしさにふけるひとときが持てるかもしれませんね。

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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』

『100人の聖書』

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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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