2016年8月30日12時41分

百人一読―偉人と聖書の出会いから(5)ゲーテ 篠原元

コラムニスト : 篠原元

百人一読―偉人と聖書の出会いから(5)ゲーテ 篠原元
ゲーテ(1749~1832)

ゲーテ

ドイツの詩人、小説家、政治家として活躍し、世界を代表する文豪であるゲーテ(1749~1832)。弱冠25歳の時に書き上げた『若きウェルテルの悩み』によって、彼の名はさらに知られるようになります。

話は変わって、噛めば噛むほど味が出て、おいしくなるスルメイカ。私はあまり食べませんが、スルメイカやイカの駄菓子などが好きな方は多いのではないでしょうか。

聞くところによれば、本当に、噛めば噛むほどおいしくなる・・・。スルメイカと並べるのはおかしいですが、どうやら聖書も同じ書物らしいです。

ゲーテはこう言っています。「聖書は、読めば読むほど素晴らしくなる。聖書は、理解が進んで、この自分と関わりがあると分かるにつれて、美しくなる」(『100人の聖書』25ページ参照)

スルメイカの本当のおいしさは、噛めば噛むほど分かるものです。同じく、聖書の素晴らしさも、読めば読むほど分かるものなのですね。

ゲーテは、またこうも言っています。「私自身は聖書を愛し、尊敬していた」(『100人の聖書』24ページ参照)

ゲーテは、それほどに聖書の素晴らしさを味わい、体験していたということが分かります。

読めば読むほど素晴らしくなる、聖書。私たちは、もっともっと素晴らしい味わいを、聖書から得られるのですね。

今日から「聖書の素晴らしさ」をもっともっと味わうためにも、ちょっとタイミングを増やして、聖書を開きませんか?

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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』

『100人の聖書』

本書を推薦します!
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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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