2016年8月29日13時35分

高速道路運転中の女性刺す、渡貫正基容疑者を逮捕 千葉県山武市・圏央道

高速道路運転中の女性刺す、渡貫正基容疑者を逮捕 千葉県山武市・圏央道
千葉県警山武署(写真:Abasaa)

高速道路を運転していた女性(66)を刃物で刺したとして、助手席にいた無職・渡貫正基容疑者(53)=千葉県横芝光町栗山=が29日までに、殺人未遂容疑で逮捕された。渡貫容疑者は、女性は自身のおばだとし、金銭トラブルから口論になり刺したと話している。女性は命に別条はない。テレビ朝日などが伝えた。

テレビ朝日や日本経済新聞によると、渡貫容疑者は28日午前9時40分ごろ、同県山武市松尾町の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)を走行していた軽乗用車の中で、運転していた女性の首などを助手席からカッターナイフで刺し、殺そうとした疑いが持たれている。

女性は刺された後、車を停車して外に出て、後続車に助けを求めて近くの料金所まで逃げたという。後続車の男性運転手が110番通報した。渡貫容疑者は、女性が運転していた軽乗用車で逃走。警察が渡貫容疑者の自宅を訪れたところ、自身も首を刃物で切り、血を流していたという。

渡貫容疑者は、女性が金を返さないため刺したなどと供述し、容疑を認めている。