2016年8月11日12時21分

わが人生と味の道(37)随想録:人生4 荘明義

コラムニスト : 荘明義

[人生]
悩みの利用法

今の時代、悩みから多くのものが生まれました。悩みは新しいものを生み出すチャンスであって、決して苦しむものではないのです。悩みは、神があなたをより素敵な人に変えてくれる特別なプレゼントです。

悩みとは、ぜいたくに時間の浪費をしていることです。悩みはあっても、苦しみがあってはいけません。間違った悩み方は苦しみを招きます。本来、悩みは成長のためのチャンスなのですが、1人で抱えていると苦しみに変わります。

悩みの利用法について考えてみましょう。

  • エジソンは千回の失敗の末、電灯を完成させました。
  • 悩みは閃(ひらめ)きのチャンスにすべきで、苦しみの元にすべきではありません。
  • 時間の管理が下手な人ほど、悩みを苦しみに変えてしまうのです。
  • 時間の管理も、神に聞き従っている人は、悩むことがあっても苦しむことはありません。
  • 悩みからの本当の解決は、あなたが悩みの正体を本当に理解したときです。
  • 神の知恵を祈り求めなさい。
  • 時間の管理方法を身に付けましょう。
  • 神が下さった時間を自分のために多く使っている人は、悩み事ができたときに苦しむ傾向にあります。
  • 悩みは、多くの時を神の前で祈るチャンスです。
  • 悩みは、人と話をするチャンスでもあります。
  • 祈って神から知恵をいただき、分かち合えるパートナーを見つけることが解決のカギになります。

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荘明義

荘明義

(そう・あきよし)

1944年中国・貴州省生まれ。4歳のときに来日、14歳で中華料理の世界に入り、四川料理の大家である故・陳建民氏に師事、その3番弟子。田村町四川飯店で修行、16歳で六本木四川飯店副料理長、17歳で横浜・重慶飯店の料理長となる。33歳で大龍門の総料理長となり、中華冷凍食品の開発に従事、35歳の時に(有)荘味道開発研究所設立、39歳で中華冷凍食品メーカー(株)大龍専務取締役、その後68歳で商品開発と味作りのコンサルタント、他に料理学校の講師、テレビや雑誌などのメディアに登場して中華料理の普及に努めてきた。神奈川・横浜華僑基督教会長老。著書に『わが人生と味の道』(イーグレープ)。

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