2016年8月10日12時01分

地球が太陽を中心に回るように 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

地球は、1日に1度自転をし、1年に1度太陽の周りを公転します。正確に秩序が保たれています。

宇宙を知ろうと思って、宇宙の中にある太陽系の端から端までロケットで行こうとしても、一生かかっても行って帰ってくることができないほど広大です。

しかし、そんな広大な太陽系の中にある、地球を含めて8つの惑星(冥王星を入れれば9つ)が、太陽を中心に規則正しく回っているのです。

これを、偶然と考える人もいると思いますが、私は、背後に規則正しく動くように造り、今も動かし続けている方がいらっしゃると信じます。

私たちの住む青い地球は、太陽を中心に回っています。当たり前なようですが、これがもし、太陽が中心ではなく、地球が中心で、太陽や他の惑星が地球の周りを公転していたとしたらどうでしょうか。

おそらく、今とまったく違う環境になって、人間も生物も絶滅してしまうでしょう。地球は、太陽を中心に回っていることで、そこに住む人類を含め生物にとって一番いい状態を保つことができているのです。

聖書は、「神が天地を造り、さらに、人間を造られた」と語ります。人間は、神の愛の対象として、「神より少しだけ低い存在として造られた」と書かれています。それは、太陽と地球の関係に似ています。

地球は太陽を中心に回る時のみ地球として機能するように、人間は神を中心に生きるときのみ、人間として生きていけるのです。

最初の人アダムとエバは、神を中心に歩み、神と共に生きていました。しかし、悪魔にだまされて、神を捨てて悪魔に従い、悪魔を中心に歩むようになりました。その時以来、人間は神から離れてしまいました。

地球が太陽を中心に回らなかったら生物が生き続けられないように、神を捨て、神を離れた人間に死が入りました。

根が切られた切花がしばらく咲いているようにすぐには死にませんでしたが、神から切られた人間は、当時は千歳近くまで生きた人もいましたし、現在も120歳くらいまで生きる人がいますが、悲しいことに、最後は必ず死にます。

しかし、死に行き、滅びてしまう人間を救うために、約2千年前のクリスマスに神の独り子イエス・キリストが救い主としてこの地球に来られました。

キリストは、私たちの罪の身代わりに十字架で死に、葬られ、よみがえって、救いの道を切り開いてくださいました。

キリストが与えてくださった救いを信じ、受け取るなら救われ、もう一度、神中心の人生を生き、永遠の命を頂くことができます。

「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハネによる福音書3:16)

私たちも、地球が太陽の周りを規則正しく回るように、神を中心として歩み始め、歩み続けられたら幸いです。今日も最高に素晴らしい1日でありますように。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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