2016年7月29日07時52分

百人一読―偉人と聖書の出会いから(2)インマヌエル・カント 篠原元

コラムニスト : 篠原元

百人一読―偉人と聖書の出会いから(2)インマヌエル・カント 篠原元
インマヌエル・カント(1724~1804)の肖像

インマヌエル・カント

つい最近、静岡県に旅に行ってきました。ホテルの客室の窓から、別のホテルの看板が見えたのですが、大きく「恵」と書かれていました。ずっと「恵」という文字が目に入ってきて、その度に、神様の恵みについて考える素晴らしい時となりました。

目の前にある一つ一つのこと、周りにある一つ一つのこと、生かされていることも、空気があることも、全てが恵み(神様からのプレゼント)だなぁとあらためて感動しました。

さて、人間として多くのことを追求し、3つの批判書を発表し、批判哲学を提唱したインマヌエル・カント(1724~1804)をご存じでしょうか?

彼は、その追求の人生の中で、【最大の恵み】を発見します。彼はこう言っています。「人間のための書物としての聖書が存在することは、人類がこれまで経験した中で最大の恵みである」(『100人の聖書』23ページ参照)

彼は、その人生の中で、最高の発見をします。それは【最大の恵み】との出会いでした。カントにとって最高の発見、そして【最大の恵み】とは聖書だったのです。

あなたにとって、【最大の恵み】は何でしょうか? 私たちは、聖書から生きる勇気、生きる知恵、生きる原動力を受け取れます。だからこそ、聖書が【最大の恵み】なんですね。

今日から、哲学者カントが「最大の恵み」として発見した聖書を、自分にとっての「最大の恵み」として開きませんか?

<<前回へ     次回へ>>

*

【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)

ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

◇

篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

■ 炎リバイバル教会ホームページ
■ メッセージ配信YouTube
■ 毎週更新の一言配信Facebook