2016年6月27日21時52分

京浜運河に女性遺体入ったスーツケース、死体遺棄事件で捜査 天王洲アイル駅近く

警視庁東京湾岸署
警視庁東京湾岸署(写真:Tokumeigakarinoaoshima)

東京都品川区の京浜運河で27日午後、スーツケースが浮いているのが見つかり、警察が調べたところ、中からは女性の遺体が見つかった。警察は、死体遺棄事件として捜査している。時事通信などが伝えた。

同通信などによると、船に乗っていた50代の男性が27日午後1時半ごろ、京浜運河で黒いスーツケースが浮いているのを発見し、警視庁東京湾岸署に届け出た。

女性は30〜40代で、ピンクのキャミソールに水色のハーフパンツを着用していた。髪は茶褐色で、靴は履いておらず、所持品もなかったという。NHKによると、目立った外傷はなく、スーツケースの中にはひざを抱えるような状態で入れられていたという。

産経新聞によると、遺体は腐敗が進んでいなかった。スーツケースの大きさは、縦約70センチ、横約50センチ、奥行き約30センチ。現場は、羽田空港と都心を結ぶ東京モノレールの天王洲アイル駅近く。

警察は女性の身元や死因の確認を急ぐとともに、死体遺棄事件として捜査している。