2016年5月3日09時44分

教皇の呼び掛けで独教区が戦争犠牲者へ50万ユーロ募金

【CJC=東京】ドイツのカトリック教区が3週間でウクライナ人道支援用に50万ユーロを募金した。ロシアのスプートニク通信が報じた。

教皇フランシスコは4月24日、ウクライナ東部紛争の被災者のため、欧州の全ての教区に、人道支援のための献金を求めた。

「私たちの時代は他にもたくさんの危機があるので、ウクライナでどれほどの惨事が続いているかを忘れがちだ。教皇フランシスコは、この事実にヨーロッパの全ての国が注目を向けるよう呼び掛けた。ドイツの司教とカトリック教徒たちは進んで戦災者を助けるために貢献をした」とある枢機卿は述べている。