秋田発東京行きの秋田新幹線「こまち24号」の車内で25日午後3時50分ごろ、白い粉のような不審物が見つかった。こまち24号は盛岡駅に停車し、警察と消防が不審物について調べている。FNNなどが伝えた。
FNNによると、不審物はこまち24号の車内2カ所で発見された。いずれも、車両間にある洗面台とトイレの近くで白い粉のようなものが見つかり、FNNが乗客の話として伝えたところによると、13号車と16号車で不審物が発見されたとアナウンスがあったという。
これまでのところけが人の情報などはなく、産経新聞によると、こまち24号の乗客は東北新幹線「はやぶさ24号」に乗り換え、東京へ向かった。
不審物が発見されたこまち24号は、秋田駅を午後2時13分に出発し、午後6時4分に東京駅に到着する予定だった。読売テレビによると、不審物は盛岡駅に到着する前に見つかったという。