奈良女子大学(奈良市)は17日、学生にセクシャルハラスメント(セクハラ)行為などをしたとして、奈良女子大学の40代の男性准教授を同日付で懲戒解雇にしたと明らかにした。読売テレビなどが伝えた。
読売テレビによると、准教授は学生に対して、ハラスメントに当たる行為や授業中にセクハラに該当する不適切な言動があったという。
奈良女子大学は被害者のプライバシーに配慮して具体的な内容は公表していない。読売テレビは、ハラスメント行為としてセクハラに言及しているが、産経新聞は「何らかのハラスメント」として、セクハラには言及していない。
同紙によると、昨年11月に学内に設置した相談用ポストに、准教授の不適切な発言を指摘する匿名のカードがあり、調査を実施。准教授は指摘されたハラスメント行為を認めているという。