2015年12月14日18時13分

今夜ピークの「ふたご座流星群」を生中継、全国6カ所と北京から ウェザーニューズ

ふたご座流星群:12月15日午前3時に極大、13日夜から見頃 前後10年で最高条件
国立天文台岡山天体物理観測所で撮影されたふたご座流星群の流星=2014年12月14日午後7時44分ごろ(写真:TODA.H & OAO/NAOJ)

三大流星群の一つ、ふたご座流星群が今夜(12月14日夜〜15日未明)にピークを迎える。今年は前後10年で最も条件が良く、夜空が暗い好条件の場所であれば1時間当たり40個以上の流星を観測できる予想だ。一方、ウェザーニューズは、観測が難しい場所でも見られるよう、14日午後10時から「SOLiVE24」で特別番組を組み、流星の様子を生中継する。

さらにウェザーニューズは、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「星空Ch.」で、星が流れてから3分以内に流星動画をスマートフォンへ届けるサービス「流星キャッチャー」や、流れた星の数を全国のユーザーと一緒に数えて楽しむ「流星カウンター」も行う。

「SOLiVE24」はウェザーニューズの24時間ライブ放送番組で、14日はふたご座流星群の特別番組を組み、午後10時から事前番組、午後11時から翌15日午前1時までの2時間は、全国6カ所と北京から流星を同時中継する。流星の映像と観測スタッフのコメントをリアルタイムで伝え、ユーザーもチャット機能で流星を見た感動を共有することができる。

「流星キャッチャー」は、ふたご座流星群の出現がピークとなる14日夜〜15日未明、ウェザーニューズのスタッフが全国6カ所の流星中継をモニタリングし、流星が確認されると同時に動画を編集して、登録者のスマートフォンにプッシュ通知で届けるというもの。プッシュ通知画面をタップすれば、流れたばかりの星の動画がすぐに再生され、どこにいても流星観測を楽しめる。通知サービスを受ける地点を「全国から」に設定すると、天体観測が難しい天気の場合でも、天気が良い場所で撮影された流星の動画で天体ショーを楽しむことができる。

「流星カウンター」は、14日午後7時から15日午前5時まで「星空Ch.」にオープンし、全国で観測された流星の数が集計されるとともに、カウントした地点が「流星見えたよマップ」にプロットされ、星が見えているエリアがひと目で分かるようにいなっている。2012年に実施した際は、全国1万人以上が参加し、約5万個の流星をカウントしたという。

ふたご座流星群の生中継は、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「SOLiVE24 Ch.」やテレビ(BS 910ch)、インターネットサイトの特設ページのほか、ユーチューブやニコニコ生放送で見ることができる(無料)。