2014年12月5日14時40分

「ウガンダの小学校に教室を」 日本国際飢餓対策機構が“レンガ募金”を開始

「ウガンダの小学校に教室を」 日本国際飢餓対策機構が“レンガ募金”を開始
今年の夏には教室の基礎部分を完成させた。しかし、校舎に使うレンガは十分ではなく、建築資金も必要となる。(写真:日本国際飢餓対策機構)

日本国際飢餓対策機構は、1日からウガンダにあるカサーレ小学校を建設するための募金「レンガ募金」を始めた。

カサーレ小学校では、1年生から7年生までの生徒508人に対して、教室が2つだけ。砂ノミの不安や、教室に入れず野外で勉強する子どもたちもいるという。もちろん雨が降れば多くの生徒が学習できなくなる。

同団体は兼ねてから学校建設の支援を行っており、今年の夏には教室の基礎部分を完成させた。しかし、校舎に使うレンガは十分ではなく、建築資金も必要となる。

世界にある物心両面の飢餓撲滅に取り組む同団体は、食料以外にも子どもたちが新たな将来を築けるよう、このような教室建設の支援をはじめとするさまざまな活動を行っている。

レンガ募金に協力すると、カサーレ小学校からお礼の手紙と教室完成報告が届く。これらは募金者本人以外の家族や友人に、プレゼントとして送付することも可能。

募集期間は来年1月末まで。レンガは1個3000円から支援できる。詳しい情報は同団体ホームページで。