2014年8月20日16時33分

教皇、フィローニ枢機卿をイラクに派遣 連帯のしるしに

【CJC=東京】教皇フランシスコは8月10日、日曜正午の祈りを信者と共に唱えた。この集いで教皇は、イラクの現状に大きな苦しみを表明、イラク国民への自身の精神的一致のしるしとして、福音宣教省長官フェルディナンド・フィローニ枢機卿を現地に派遣することを明らかにした。フィローニ枢機卿が8月12日、イラクへ出発した。

バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇はさらに、停戦と戦闘が繰り返されるパレスチナ・ガザの状況に言及。子どもたちをはじめ無実の市民の犠牲を憂慮した。