2014年7月28日23時34分

リベリアで米人医師と宣教師がエボラ感染

【CJC=東京】エボラ出血熱の感染が拡大する西アフリカのリベリアで、米国人の医師と宣教師がエボラウイルスに感染したことが明らかになった。AFP通信が報じた。

米キリスト教系慈善団体「サマリタンズ・パース」によると、感染したのは同団体に所属するケント・ブラントリー医師と、首都モンロビアの病院を運営するキリスト教系団体「SIMクリスチャン」の宣教師ナンシー・ライトボル氏。

「サマリタンズ・パース」の広報担当者はAFP通信に「2人とも早期の集中治療を受けている。それでも危険で恐ろしい状況であることに変わりはない」と述べた。

世界保健機関(WHO)によると、西アフリカ4か国では今年初めからこれまでで660人がエボラ出血熱で死亡している。