2014年6月21日00時00分

放置され生後5カ月の男児が餓死、母親と同居人を逮捕 「申し訳ないことした」と容疑認める

生後5カ月の男児を餓死させたとして、宮城県警は20日、母親の鷲巣(わしのす)綾香容疑者(21)と、同居人の九平(ここのびら)沙耶乃容疑者(21)を、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。国内各紙が伝えた。

報道によると、鷲巣容疑者は2歳の長男と、死亡した次男大志ちゃんの3人家族。九平容疑者が昨年5月から同居し、2人の子どもの面倒を見ていたという。2人はホステスで、「申し訳ないことをした」と容疑を認めている。

大志ちゃんの発見時の体重は約3キロで、この年齢の平均体重の半分以下だった。長男は無事だという。

17日に数日ぶりに帰宅した九平容疑者が、大志ちゃんの異変に気付き、鷲巣容疑者に連絡。鷲巣容疑者が警察に通報した。大志ちゃんが亡くなったのは、15日ごろとみられている。