
今回、なぜ哀歌を取り上げるのか、またどのような切り口から味わいたいのか、哀歌を実際に味わいつつ、少しずつ明らかになれば幸いです。しかし今の時点でも、今日に生かされているキリスト者・教会として、私は何をどのように悲しみ、どのような哀歌を歌うのか、この課題を意識しながら、哀歌を読み進めたいとの願いは共有できます。そしてこの願いは、次の思いへとつながります。「悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるから」(マタイ五4)と、主イエスは語られました。聖書が言う意味で悲しみ・哀しみを知らなければ、聖書の言う慰めも経験することができない。本当に喜びの福音を心に刻まれた者の心から、哀歌が歌われるのではないか―。(まえがきより抜粋)
■目次
はじめに
 ああ、人の群がっていたこの町は  哀歌一章1~11節
 私シオンの嘆願  哀歌一章12~22節
 ああ、主はシオンの娘を  哀歌二章1~10節
 私の目は涙でつぶれ  哀歌二章11~22節
 腎臓に射込まれた者  哀歌三章1~18節
 主のあわれみは尽きない  哀歌三章19~40節
 私たちの手をも心をも  哀歌三章41~66節
 シオンに火は燃え上がり  哀歌四章1~22節
 主よ、目を留めてください  哀歌五章1~18節
 私たちの日々を新しく  哀歌五章19~22節
■書籍情報
哀歌講解説教 ―哀歌をともに― 宮村 武夫 (著) 
 税込価格 ¥735
 単行本(ソフトカバー) 76ページ
 発行元 クリスチャントゥデイ
 ISBN-10 4903748839
 ISBN-13 978-4903748832
 発売日 2013/11/29
 商品の寸法 18.4 x 11.8 x 0.4 cm
■宮村 武夫 プロフィール
1939年東京生まれ。日本クリスチャン・カレッジ、ゴードン神学院、ハーバード大学(新約聖書学)、上智大学神学部修了(組織神学)。現在、日本センド派遣会総主事。
主な著訳書に、編著『存在の喜び―もみの木の十年』真文舎、『申命記 新聖書講解シリーズ旧約4』、『コリント人への手紙 第一 新聖書注解 新約2』、『テサロニケ人への手紙 第一、二 新聖書注解 新約3』、『ガラテヤ人への手紙 新実用聖書注解』以上いのちのことば社、F・F・ブルース『ヘブル人への手紙』聖書図書刊行会、他。
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