
十分訓練を受けた者は
 ルカの福音書6章39節~45節
 
 [1]序
 
 今回は、信仰生活における主の訓練について。
 
 [2]「十分訓練を受けた者はみな」
 
 39節から45節の箇所が指し示している二つの点。
 
 (1)主の訓練の大切さ
 
 (2)主の訓練を軽視したり、無視するとどうなるかと警告
 
 [3]主の訓練(ヘブル人への手紙12章5節~17節)
 
 (1)主の訓練の理解(5~11節)
 
 (2)主の訓練に答えて(12~17節)
 
 [4]結び
 
 (1)主の訓練のとき、全生涯にわたって
 早過ぎることも、遅すぎることもない。
 
 (2)訓練の場
 ①家庭
 ②職場
 ③地域教会
 
 (3)訓練の例、時間と金銭
 
 (4)V・レイモンド・エドマン『人生の訓練』(いのちのことば社)紹介
 
 (5)マタイ11章28~30節
 「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです」
 
 聖歌433番
 ①
 弟子となしたえ わが主よ
 弟子となしたえ わが主よ
 心のそこより
 弟子となしたえ わが主よ
 ②
 愛を増したまえ わが主よ
 愛を増したまえ わが主よ
 心のそこより
 愛を増したまえ わが主よ
 ③
 きよくなしたまえ わが主よ
 きよくなしたまえ わが主よ
 心のそこより
 きよくなしたまえ わが主よ
 ④
 ユダにはなるまじ わが主よ
 ユダにはなるまじ わが主よ
 心のそこより
 ユダにはなるまじ わが主よ
 ⑤
 主をばならいたし わが主よ
 主をばならいたし わが主よ
 心のそこより
 主をばならいたし わが主よ
 宮村武夫(みやむら・たけお)
 
 1939年東京生まれ。日本クリスチャン・カレッジ、ゴードン神学院、ハーバード大学(新約聖書学)、上智大学神学部修了(組織神学)。現在、日本センド派遣会総主事。
 
 主な著訳書に、編著『存在の喜び―もみの木の十年』真文舎、『申命記 新聖書講解シリーズ旧約4』、『コリント人への手紙 第一 新聖書注解 新約2』、『テサロニケ人への手紙 第一、二 新聖書注解 新約3』、『ガラテヤ人への手紙 新実用聖書注解』以上いのちのことば社、F・F・ブルース『ヘブル人への手紙』聖書図書刊行会、他。