2012年12月6日18時34分

祖先祭祀による心の平安の仕組みと聖書による心の平安の仕組みの比較


★人生の解決策を比べてみましょう―

1.祖先祭祀による仕組み

祖先祭祀の本当の心は「生命を始めた人に対する感謝」ですが、ご先祖を拝むもう1つの理由があります。仏教でも人には死後に裁きがあることを教えています。それで、ご先祖の死後の裁きを軽くするために、生きている人が、ご先祖のために供養(何かのささげもの)をすることを勧めています。(何かのささげものなどで)供養しないと罪が軽くならない。だから、供養してくれ・・・供養しない者は恩知らずだ、人でなしだ・・・になってしまいます。

罪の軽減は残っている人の供養によるという教えのせいで、祖先崇拝が強要されています。この仕組みを直さないと死ぬ人にも残る人にも平安はありません。


2.聖書の仕組み

死後の安らぎを得るための聖書の仕組みは仏教のものとは異なります。

○死後の責任は生前の本人の責任で、他の人の責任ではありません。

○死は決定であって、死後生き残った人の何かで、死者の罪状が変わることはありません。

○ただし、1つだけ罪を消すことのできる方法が存在しています。

○イエス・キリストという聖い人の身代わりの死を、本人が信じることで赦されるという方法が用意されています。

○本人が信じれば万事解決。他の人の責任では解決しないのです。

○汚れた人間には人の罪を赦す力はありません。聖いキリストの死は、信じる人を赦すために用意されています。

○他人に自分の死後の責任を負わせて苦しめる代わりに、本人がキリストに頼めば、万事解決です。本人も良し、残った人も責任を問われません。お勧めします。

○キリスト信者にとっての「死」は、古い肉体を脱ぎ捨てて天国に入ることであり、また最後は、イエス・キリストのように復活して永遠の生命を持つということです。

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(本文は堀越暢治牧師の許可を得、「四輪駆動車で走りたい!(いのちありがとうの会)」から転載しています)

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堀越暢治(ほりこし・のぶじ)

宇都宮大学農業土木科卒業。日本基督神学校卒業。学校法人東京キリスト教学園名誉理事。学校法人グレイス学園めぐみの園理事長。単立・創愛キリスト教会主任牧師。いのちありがとうの会理事長。著書に「人体の不思議発見」「大自然の不思議発見」(いのちありがとうの会)など多数。

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