2012年10月16日10時45分

米エール大学、男子限定の友好団体認めず?

 【CJC=東京】米エール大学が、キリスト教友好団体(フラタニティ)「ベータ・ユプシロン・カイ」(BYX)が設立した支部を、学生団体として認可しない可能性が出て来た。メンバーをイエスを信じる男性に限定する計画のため。

 同大学生新聞は、大学の反差別方針に合わせて、支部が会員規則を変更する必要がある、と報じた。

 エール大学は、学内団体は全て「性、人種、皮膚の色、宗教、年齢、障害、国籍、民族起源」に関する差別を禁止している。ただ「エール・ロー・ウイメン」は男性を排除している。

 ベータ・ユプシロン・カイは米国最大のキリスト教友好組織。「ブラザー」と呼ばれるメンバーはキリスト者として教えを実践することを求められている。