2012年10月1日21時51分

教会成長の秘訣学ぶ 教会で祈りのセミナー

講演に耳を傾ける参加者たち=9月30日、東京都新宿区の淀橋教会で
 聖書から祈りについて学ぶ「祈りのセミナー」が9月30日午後1時半から、東京都新宿区の淀橋教会で開かれ、本郷台キリスト教会主任牧師の池田博氏が同教会の祈りの働きについて講演した。

 池田氏は、教会で早朝の祈り会を始めてから祈祷部が生まれ、その後次々と教会の祈りの働きが広がっていったと振り返り、「朝の15分があなたを変えます」とのキャッチフレーズを紹介しながら、朝に祈ることの大切さを強調した。特に、聖書の言葉に基づいて祈ることを勧め、「聖書は最低2章読んでいただきたい」と話した。

 本郷台キリスト教会は、使徒言行録2章にある初代教会の姿を教会の普遍的なモデルとする「ミッション3000」というビジョンを掲げ、教会と地域をつなげる様々な働きを生み出してきた。すべての働きは祈りから始まったという。

 池田氏は、「祈りは必ず事を変えていきます」と語り、「大きなビジョンをもつときに、その中に神様は色々なことを計画しておられる。不可能を信じるところから、神のわざが立ち上がる」と祈りの力を強調した。