2012年4月19日10時34分

日本のリバイバル、教会の和解が重要 大川従道氏

「リバイバルに備えて」と題して講演する大川従道氏=3月23日、東京都新宿区のウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会で
挨拶する奥山実氏=3月23日、東京都新宿区のウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会で
祝辞を述べる土肥隆一氏=3月23日、東京都新宿区のウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会で
祝辞を述べるカリスチャペル元老牧師の村上好伸氏=3月23日、東京都新宿区のウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会で
 大和カルバリーチャペル主任牧師の大川従道氏は、3月23日に都内で開かれた奥山実宣教50周年記念聖会(宣教師訓練センター・世界宣教センター主催)での講演で、「(教会が)キリストにあってお互い尊敬し合い、愛し合っていくときに、聖霊様は日本の国に驚くべき風を吹かせてくださる」と語り、教派間の和解と一致の働きが日本のリバイバルにとって重要だと強調した。

 聖会は、2010年のエジンバラ100周年記念・世界宣教東京大会で会長を務めた宣教師訓練センター所長の奥山実氏が宣教50周年を迎えるのを記念して「リバイバルに備えて」をテーマに開かれ、衆議院議員で牧師の土肥隆一氏をはじめ、ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会主管牧師の峯野龍弘氏、カリスチャペル元老牧師の村上好伸氏ら各派の指導者が出席した。

 大川氏は、「聖霊様の好むことでないことをすると聖霊様の働きは止まる」と語り、自身の教会で牧師が信徒を裁かないこと、信徒が牧師を裁かないこと、信徒同士が裁き合わないことを実践し、教会が祝福を受けたことを強調した。

 また、教会が訪れた人々に安心感を与えることが重要と語り、「そこにいることが安心、自分を受け入れてくれる、自分の失敗も罪を犯したことも、脱線したことさえも目をつぶってくれて、ここに死ぬまでいても安心、キリスト様のふところはまさにそれ」と説いた。

 最後に大川氏は、聖霊の働きを再度強調し、「聖霊様がかぎをにぎっていらっしゃる。私たちの人生を、教会成長を、リバイバルを、このお方のもとで成していくことを忘れてはならない」と力を込めた。