2012年1月16日19時06分

クラレンス・ポープ氏死去、カトリックに改宗の米聖公会元主教

 米国聖公会元主教でカトリックに改宗したクラレンス・ポープ氏が長期にわたる闘病の後1月9日、ルイジアナ州バトンルージュで死去した。81歳。

 1984年、テキサス州フォートワース主教を引退、カトリック教会に転会した。ただカトリック司祭として叙階されなかったので、翌年に聖公会に復帰した。

 2007年、ポープ氏はまたカトリック教会に戻ったが、聖公会に復帰したのは、思考が鈍っていたからだ、と説明している。当時薬物治療を受けていたことも影響したという。(CJC)