明治学院歴史資料館(東京都港区)は、戦前、米国長老教会海外伝道局が無料配布用に作成した英文小冊子の全訳『Telling Tales on Tokyo「東京がたり」』を刊行した。1930年代半ば、すなわち戦前に出されたもので、当時、東京で活動していた宣教師のエッセイが収録されている。
2017年03月30日13時01分
タイトルからして刺激的である。宗教の目的、そして精神科の目的。これらに共通するのは、苦しんでいたり悩んでいたりする人間を「救い」へと導くことである。
2017年03月25日19時40分
健康と安全とおいしさにこだわった人気の自然派ベジカフェ「晴れる家cafe」のオーナーシェフ、斎藤晃さんが昨年11月、初の書き下ろしとなる著書『神様が造られた大自然から学ぶ 食と健康の話』を出版した。聖書を土台とした食と健康の本という今までになく新しい1冊だ。
2017年03月16日22時20分
今月末、いのちのことば社から『新実用聖書注解』がリニューアルされて発売される。『実用聖書注解』は1995年に出版された後、改訂版として『新実用聖書注解』が2008年に登場した。それがこのたび少部数ではあるが復刊されることになった。
2017年03月09日16時43分
高山右近のことをもっと知りたいと思う方に紹介したいのが本書だ。右近の生涯をたどるように、ゆかりの地を実際に訪れて取材したのは「カトリック生活」(ドン・ボスコ社)編集長の関谷義樹神父(写真担当)とライターの塩見弘子さん。
2017年03月04日4時27分
キリスト教とは関係のない一般出版社から『日本の最も美しい教会』というカラー写真満載のムックが刊行された。歴女、城ガール、パワースポット巡りと来て、教会堂がついにフィーチャーされたのだ。
2017年02月23日10時54分
本書は、1890年代に映画が誕生してから現在までの120年間、アメリカの映画界とキリスト教界の関係がどのように変化していったかを時系列的に概観していく内容となっている。
2017年02月14日14時58分
本書は、厳密には「神学書」とは言えない。しかし、書かれている内容は、一般ビジネスマン向けではあるものの、聖書に基づいている。なぜなら、作者のピールはニューヨークで1950年代に活躍したキリスト教牧師である。
2017年02月10日17時19分
前に進もうと思っているのに、途中で邪魔が入ったり、自分自身が精神的にまいったりして、どうしていいか分からなくなることはないだろうか。そんな時、こわばった心をマッサージして信仰を回復させてくれる、そんな本がキリスト新聞社から昨年11月に刊行された。
2017年02月08日16時19分
静岡県浜松市にある教会「ぶどうの木」の教会員で、交通事故の後遺症で四肢麻痺・人工呼吸器装着の斉藤諒(りょう)さんが19日、事故に遭ったことをきっかけにイエス・キリストと出会い、これまで体験した奇跡の数々を書き記した著書を Kindle 版の電子書籍で出版した。
2017年01月25日20時23分
岡本亮輔氏(北海道大学メディア・コミュニケーション研究員准教授)は、『聖地巡礼―世界遺産からアニメの舞台まで』(2015年、中公新書)、『聖地巡礼ツーリズム』(2012年、弘文堂、共著)などの著作がある宗教社会学者。
2017年01月24日14時12分
本書は関西学院大学キリスト教と文化研究センターの研究プロジェクト「現代文化とキリスト教」での7つの発表が収められているが、神学ではなく宗教社会学者による2つの発表が特に現代社会におけるキリスト教に関する重要な研究と思われるのでご紹介させていただきたい。
2017年01月24日14時11分
ソビエト連邦は70年以上無神論政策を続け、宗教を弾圧したことはよく知られている。しかし、信仰はなくならなかった。ソ連時代にすら共産党エリートも密かに教会で洗礼を受けており、末期には表に現れるほどになっていた。
2017年01月24日12時04分
本書は、地政学と宗教から「ロシアとは何か?」「現代ロシアは何を志向しているのか?」などを分析している。著者は法政大学教授の下斗米(しもとまい)伸夫氏。現代ロシア政治に関する著作も多数出版している、この分野の第一人者といえるだろう。
2017年01月24日12時03分
新書版であるため、ページ数としてはわずか200ページ足らずであるが、その内容は深く、既存のキリスト教に対してセンセーショナルな議論を吹っかけている問題の書である。
2017年01月18日23時58分