書籍

神学書を読む(34)佐藤優著『新・学問のすすめ―脳を鍛える神学1000本ノック』

神学書を読む(34)佐藤優著『新・学問のすすめ―脳を鍛える神学1000本ノック』

前作『悪魔の勉強術』に続く、同志社大学神学部での特別講義を文字に起こしたものである。ハンフリート・ミューラーの『福音主義神学概説』などをテキストとしながら、学生たちに該当箇所を読ませ、それに佐藤氏が解説を加えるというやり方となっている。

2018年08月28日16時21分

聖書をメガネに 大澤真幸、稲垣久和著『キリスト教と近代の迷宮』への応答 宮村武夫

聖書をメガネに 大澤真幸、稲垣久和著『キリスト教と近代の迷宮』への応答・その2 宮村武夫

第1章は、キリスト教そのものに焦点を合わせています。その展開は、「キリスト教をその内側から思考してきた者と、キリスト教に対して外から――いわば無神論者の立場から――関心をもってきた者との間の対談」である本書の特徴の良さが発揮されています。

2018年08月25日22時44分

神学書を読む(33)三田一郎著『科学者はなぜ神を信じるのか―コペルニクスからホーキングまで』

神学書を読む(33)三田一郎著『科学者はなぜ神を信じるのか―コペルニクスからホーキングまで』

本書の著者、三田一郎氏はカトリック名古屋教区の終身助祭である。同時に、米ロックフェラー大学准教授、名古屋大学理学部教授、神奈川大学工学部教授などを歴任した物理学者でもある。

2018年08月20日20時03分

聖書をメガネに 大澤真幸、稲垣久和著『キリスト教と近代の迷宮』への応答 宮村武夫

聖書をメガネに 大澤真幸、稲垣久和著『キリスト教と近代の迷宮』への応答・その1 宮村武夫

TCUの稲垣久和先生と大澤真幸氏の共著『キリスト教と近代の迷宮』を手に取り、稲垣先生との長年の交流を感謝しつつ、久しぶりに稲垣先生の思索に触れ、うれしくなりました。本書の特徴は、何といっても2人の優れた著者の対談である事実です。

2018年08月19日20時42分

神学書を読む(32)中村敏著『分断と排除の時代を生きる―共謀罪成立後の日本、トランプ政権とアメリカの福音派』

神学書を読む(32)中村敏著『分断と排除の時代を生きる―共謀罪成立後の日本、トランプ政権とアメリカの福音派』

2016年の米大統領選以後、トランプ大統領に関する書籍が次々に発刊されてきた。それまでは泡沫候補の筆頭として、面白おかしく取り上げられてきたトランプ氏だが、当選後は重要なかじ取りを担う人物として、私たちは彼を見直すことになった。

2018年08月17日11時57分

ハリウッド映画と聖書

神学書を読む(31)『ハリウッド映画と聖書』(後編) 「超越の契機」を共有するために

著者のアデル・ラインハルツ氏は、聖書的な映画を「映画のかたちをとった聖書」と「映画の中の聖書」に二分し、それぞれについて4〜5章かけて詳述している。一方、終章「映画と超越」では抽象性が高められ、解説が一気に熱を帯びる。

2018年08月01日22時56分

ハリウッド映画と聖書

神学書を読む(31)『ハリウッド映画と聖書』(前編) 「映画のかたちをとった聖書」と「映画の中の聖書」の素敵な関係

本書との出会いが、私の目指していることを明確に、そしてよりアカデミックに説明するすべを与えてくれた。単なる映画と聖書のクロスオーバーを楽しむだけではなく、礼拝の大切な部分を担う「説教」の本質と奥深さを図らずも教授してくれた。

2018年07月29日18時35分

聖書をメガネに 『ファクトチェックとは何か』への応答―ファクトチェック記事とクリスチャントゥデイ

聖書をメガネに 『ファクトチェックとは何か』への応答―ファクトチェック記事とクリスチャントゥデイ

小さな本です。しかし、今まで知らなかった事柄を教えられ、今後のクリスチャントゥデイの記事の在り方の一面について示唆を与えられています。最も基本的なこととして、「ファクトチェック」とは何か。

2018年07月21日21時52分

聖書をメガネに 『東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法』への応答・その1 宮村武夫

聖書をメガネに 『東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法』への応答・その3 宮村武夫

興味深い本書に対する応答の3回目として、第5回講義、第6回講義に焦点を絞ります。第5回講義においては、「道徳」と「欲」と一見対立するかに見えるものを統合する「人間の行動の基」となる心の作用に注目し、道徳の階層構造を提示しています。

2018年07月14日22時08分

聖書をメガネに 『東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法』への応答・その1 宮村武夫

聖書をメガネに 『東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法』への応答・その2 宮村武夫

実は、第3回講義のタイトルを見て、思わず声を出して応答したいほどでした。高校生以来、60年余聖書を読み続けている中で、聖書の主題は、「人間・私」との思いを最近ますます強くしているからです。

2018年07月06日12時56分

聖書をメガネに 『東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法』への応答・その1 宮村武夫

聖書をメガネに 『東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法』への応答・その1 宮村武夫

インターネットのマイナス面にうんざりすること、確かにあります。それもかなりしばしば。しかし同時に、インターネットならではの経験も少なくありません。それも、深く思いを越えた経験です。

2018年06月25日11時13分

神学書を読む(30)仲正昌樹著『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』

神学書を読む(30)仲正昌樹著『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』

6月に入って以来、暗いニュースが続く。例えば5歳の女の子が虐待死させられた事件。親は「指導」の一環と称して「ゆるしてください。もうしません」と女の子に反省文を書かせていた。また、新幹線で鉈を振り回し、無差別に人々を殺傷した事件が発生した。

2018年06月23日23時26分

神学書を読む(29)宮崎賢太郎著『潜伏キリシタンは何を信じていたのか』

神学書を読む(29)宮崎賢太郎著『潜伏キリシタンは何を信じていたのか』

本書の著者、宮崎賢太郎氏は長崎県で長年「隠れキリシタン」を研究してきた第一人者である。「難しい話を分かりやすく語れるのがプロ」とはよく言ったもので、本書の構成は見事にこのプロ意識を感じられるものとなっている。

2018年06月14日7時59分

これは仏教版「開拓伝道のススメ」だ! 『お寺はじめました』に見る宗教界の未来と不安

これは仏教版「開拓伝道のススメ」だ! 『お寺はじめました』に見る宗教界の未来と不安

『お寺はじめました』というタイトルからして分かりやすい。31歳の僧侶、渡邊源昇(げんしょう)氏がいかにしてゼロからお寺を建て上げたかを分かりやすく解説した本である。これはキリスト教用語で言うところの「開拓伝道」仏教版である。

2018年06月03日23時41分

『志の力』 クリスチャン社長と元文科相が問う「人生をどう生きるか」

『志の力』 クリスチャン社長と元文科相が問う「人生をどう生きるか」

昨秋、『志の力』が出版された。本書は、元文部科学大臣の下村博文(はくぶん)衆院議員とアチーブメント株式会社の青木仁志(さとし)社長の共著。青木氏は、人材教育コンサルティング会社の社長としても有名だが、クリスチャンとしても活躍している。

2018年05月29日10時45分

主要ニュース

コラム

人気記事ランキング