「職場や地域社会で接する外国人の宗教について知りたい」「外国人からゼン(禅)やマンダラ(曼荼羅)の話題を振られても何も答えることができないのは恥ずかしい」―こうした要望が増えてきていることを受けて、『図解 世界5大宗教全史』がこのほど出版された。
2016年08月24日22時38分
太平洋の島嶼(とうしょ)諸国におけるキリスト教。この地域ではその住民の大多数がキリスト教徒であるにもかかわらず、日本語では類書がほとんど皆無に等しい。本書はこのテーマに関する論文を集めた、貴重な労作である。
2016年08月22日18時18分
本書、森孝一著『宗教からよむ「アメリカ」』(1996年)は、アメリカ宗教史研究を志す者なら必ず手にする名著である。その証拠に、現在も版を重ねている。大学の図書館はもちろんのこと、少し大きな書店へ行けば、必ずお目にかかることができる。
2016年08月19日20時06分
元受刑者の社会復帰を支援するNPO法人「マザーハウス」代表の五十嵐弘志さんが、自身の半生をつづった『人生を変える出会いの力』。聖書を知り、イエス・キリストに出会ったことで、その後の人生が大きく変えられたという自身の回心と償い、そして再生と希望の物語だ。
2016年07月30日21時00分
本書の中で最も興味深いのは「マリア崇敬」に関する問いだ。カトリックとプロテスタントの信仰理解の最も大きな違いの1つは聖母マリアの位置付けだ。
2016年07月17日23時13分
連日、国際ニュースでローマ教皇フランシスコの発言が報道されている。「同性愛者へ教会は謝罪すべき」「女性助祭の復活を検討する委員会の設置を考える」など。その大きなテーマは、キリスト教界における「セクシュアリティー」だ。
2016年07月17日23時12分
文学界からスポーツ界、財界から政界に至るまで、さまざまな分野で活躍した古今東西の著名人が聖書について語った言葉を集めた『100人の聖書』が3日、イーグレープから出版された。
2016年07月14日10時43分
すごい本のすごい人々。「それは聖書!」あなたもすごい人になれる!古今東西、文学やスポーツ、経営から政治に至るまで、聖書と共に歩んだ歴史上のあの偉人たち100人の生きざまが、今、感動的によみがえる!待望の書籍化!
2016年07月07日23時48分
教会の宣教は、環境とどのような関係があるのか? ローザンヌ・世界福音同盟(WEA)のクリエーションケア(被造物保護)・ネットワークから出た新刊書が、このやっかいな問題に取り組んでいる。
2016年06月20日19時15分
今年は、日本のキリスト教を大きなテーマとして描いた作家・遠藤周作の没後20年。著者の川島秀一氏(元山梨英和大学教授)が2000年に著した前著『遠藤周作〈和解〉の物語』の構成を大幅に改編・増補した、著者による遠藤研究の集大成が出版された。
2016年06月18日21時20分
第11回「涙骨賞」の最優秀賞に選ばれた森島豊氏(青山学院大学准教授)の論文「日本におけるキリスト教人権思想の影響と課題」が、加筆・増補を経て『人権思想とキリスト教―日本の教会の使命と課題―』として書籍化され、22日に教文館から刊行される。
2016年06月07日11時50分
この相互対立の歴史の和解に大きな役割を果たすことになるのが、本書のもう1人の主人公、スペイン出身で日本人国籍を取り、結城了悟という日本人となったイエズス会のディエゴ・パチェコ神父だ。
2016年05月12日15時31分
長崎県の浦上が4度の弾圧と原爆の被害を受けながらも、キリスト教信仰の受け継がれてきた土地であることはよく知られている。しかし、キリシタンが近年まで差別されてきた歴史は、あまり知られていない。
2016年05月12日15時30分
多くの人に感動を与えた「置かれた場所で咲きなさい」というメッセージの根底に、修道女としての「従順」な生があることが分かる。そして「従順」に徹した先に、神が与えた役割が後になって見えてくることを感じさせられる。
2016年04月27日18時00分
「神はいつ、どこから来たの? イエスは神なの? それとも人なの? 本当に復活したの? 悪が氾濫する時代に、神はどこにいるの? 現代人が抱く疑問に、神学・聖書学の第一人者がお答えします!」と、本書の帯には記されている。
2016年04月14日15時17分