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ハリウッド映画と聖書

神学書を読む(31)『ハリウッド映画と聖書』(後編) 「超越の契機」を共有するために

著者のアデル・ラインハルツ氏は、聖書的な映画を「映画のかたちをとった聖書」と「映画の中の聖書」に二分し、それぞれについて4〜5章かけて詳述している。一方、終章「映画と超越」では抽象性が高められ、解説が一気に熱を帯びる。

2018年08月01日22時56分

ハリウッド映画と聖書

神学書を読む(31)『ハリウッド映画と聖書』(前編) 「映画のかたちをとった聖書」と「映画の中の聖書」の素敵な関係

本書との出会いが、私の目指していることを明確に、そしてよりアカデミックに説明するすべを与えてくれた。単なる映画と聖書のクロスオーバーを楽しむだけではなく、礼拝の大切な部分を担う「説教」の本質と奥深さを図らずも教授してくれた。

2018年07月29日18時35分

神学書を読む(30)仲正昌樹著『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』

神学書を読む(30)仲正昌樹著『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』

6月に入って以来、暗いニュースが続く。例えば5歳の女の子が虐待死させられた事件。親は「指導」の一環と称して「ゆるしてください。もうしません」と女の子に反省文を書かせていた。また、新幹線で鉈を振り回し、無差別に人々を殺傷した事件が発生した。

2018年06月23日23時26分

神学書を読む(29)宮崎賢太郎著『潜伏キリシタンは何を信じていたのか』

神学書を読む(29)宮崎賢太郎著『潜伏キリシタンは何を信じていたのか』

本書の著者、宮崎賢太郎氏は長崎県で長年「隠れキリシタン」を研究してきた第一人者である。「難しい話を分かりやすく語れるのがプロ」とはよく言ったもので、本書の構成は見事にこのプロ意識を感じられるものとなっている。

2018年06月14日7時59分

これは仏教版「開拓伝道のススメ」だ! 『お寺はじめました』に見る宗教界の未来と不安

これは仏教版「開拓伝道のススメ」だ! 『お寺はじめました』に見る宗教界の未来と不安

『お寺はじめました』というタイトルからして分かりやすい。31歳の僧侶、渡邊源昇(げんしょう)氏がいかにしてゼロからお寺を建て上げたかを分かりやすく解説した本である。これはキリスト教用語で言うところの「開拓伝道」仏教版である。

2018年06月03日23時41分

『志の力』 クリスチャン社長と元文科相が問う「人生をどう生きるか」

『志の力』 クリスチャン社長と元文科相が問う「人生をどう生きるか」

昨秋、『志の力』が出版された。本書は、元文部科学大臣の下村博文(はくぶん)衆院議員とアチーブメント株式会社の青木仁志(さとし)社長の共著。青木氏は、人材教育コンサルティング会社の社長としても有名だが、クリスチャンとしても活躍している。

2018年05月29日10時45分

神学書を読む(28)聖書正典化の歴史がこの1冊でよく分かる! 『聖書の成り立ちを語る都市』

神学書を読む(28)聖書正典化の歴史がこの1冊でよく分かる! 『聖書の成り立ちを語る都市』

さて、皆さんは以下の文言をどう受け止めるだろうか。ロバート・R・カーギル著『聖書の成り立ちを語る都市 フェニキアからローマまで』の終章の書き出し部分である。カーギル氏は米国の考古学者、聖書学者である。

2018年05月28日19時44分

ワーナー映画と共に46年半 元製作室長の小川政弘さんが著書『字幕に愛を込めて』出版

ワーナー映画と共に46年半 元製作室長の小川政弘さんが著書『字幕に愛を込めて』出版

ワーナー・ブラザース映画の製作室長として、「ハリー・ポッター」「マトリックス」「ラスト・サムライ」「硫黄島からの手紙」など、数多くのヒット映画を送り出してきた小川政弘さん(76)が、自身初となる著書『字幕に愛を込めて』を出版した。

2018年05月06日7時37分

神学書を読む(27)土井健司監修『1冊でわかるキリスト教史 古代から現代まで』

神学書を読む(27)土井健司監修『1冊でわかるキリスト教史 古代から現代まで』

歴史書を通して歴史を学ぶことは最も基本であり、大切なことである。だが読み手にとって最も厄介なのはその分量、平たく言えばページ数である。忙しい社会人や専門外の大学生が読むのに「適している」ものは何か、と考えるなら、私は迷わず本書をお勧めする。

2018年05月03日12時04分

田頭真一著『天国で神様に会う前に済ませておくとよい8つのこと』 オリブ山病院で出版記念祝賀パーティー

田頭真一著『天国で神様に会う前に済ませておくとよい8つのこと』 オリブ山病院で出版記念祝賀パーティー

田頭(たがみ)真一著『天国で神様に会う前に済ませておくとよい8つのこと』の出版記念祝賀パーティーが3月31日、沖縄県那覇市首里のオリブ山病院礼拝堂で行われました。私は祝賀パーティー開催の発起人代表としてあいさつさせていただいた。

2018年04月19日7時10分

神学書を読む(26)黒崎真著『マーティン・ルーサー・キング 非暴力の闘士』

神学書を読む(26)黒崎真著『マーティン・ルーサー・キング 非暴力の闘士』

今年2018年は、マーティン・ルーサー・キング牧師が暗殺されてから50年となる。各地では記念式典が行われ、またキング牧師に関する書籍やコメントが米国のみならず世界各地で発信されている。しかしこれは単なる「キング礼賛本」ではない。

2018年04月18日22時33分

キング牧師没後50年 感動と人生の指針与える名著『汝の敵を愛せよ』

キング牧師没後50年 感動と人生の指針与える名著『汝の敵を愛せよ』

1968年4月4日、遊説のために訪れていたテネシー州メンフィスでキング牧師が凶弾に倒れてから50年がたった。キング牧師の偉大さを示す本は数多く出ているが、中でも『汝の敵を愛せよ』(蓮見博昭訳)は、多くの人に深い感動と人生の指針を与えてきた。

2018年04月04日7時06分

「新渡戸稲造の現代的意義」 樋野興夫氏がデビュー作の新訂版出版で記念講演

「新渡戸稲造の現代的意義」 樋野興夫氏がデビュー作の新訂版出版で記念講演

「がん哲学」の提唱者として全国で活躍する順天堂大学医学部教授の樋野興夫(ひの・おきお)氏が29日、自身のデビュー作『われ21世紀の新渡戸とならん』の新訂版が出版されたことを記念して、お茶の水クリスチャン・センター(東京都千代田区)で講演した。

2018年03月30日21時09分

『横浜の女性宣教師たち』 開港から戦後復興まで日本に生涯をささげた48人の軌跡

『横浜の女性宣教師たち』 日本に生涯をささげた48人の軌跡

1858年に日米修好通商条約が締結されると、宣教師の来日が認められ、米国を中心に海外から宣教師が次々と来航した。その中でも横浜は、日本で最も大きな外国人居留地があり、多くの宣教師が訪れ、開国後の日本でキリスト教がいち早く受容された地だ。

2018年03月27日7時38分

神学書を読む(25)島田裕巳著『ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか』

神学書を読む(25)島田裕巳著『ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか』

時代順に並べられたアーティストたちが、それぞれどのようなスタンスでキリスト教と向き合ったかが紹介され、その例証として発売されたアルバムや収録されている楽曲が挙げられる。しかし、私が面白いと思ったのは、彼らの生い立ちである。

2018年03月24日23時30分

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