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近畿大農学部で被害多数、飲酒運転に同乗させ事故装う 示談金詐欺で元学生ら4人逮捕

2016年1月5日10時33分 印刷
+飲酒
※ 写真はイメージです。(写真:Tatsuo Yamashita)

容疑者が飲酒運転する車に同乗させ、事故を装うことで、示談金をだまし取ったとして、奈良県警は4日、近畿大学農学部(奈良市)の元学生、岡本孝司容疑者(20)=住所不定=ら20代の男4人を詐欺容疑で逮捕した。岡本容疑者は昨年10月まで近畿大学農学部に在籍しており、朝日新聞によると、同大が把握している被害学生11人は全員農学部で、岡本容疑者とは顔見知りだったという。同紙などが伝えた。

毎日新聞によると、詐欺容疑で逮捕されたのは岡本容疑者と、辻本直飛(26)、辻下正和(21)、上井健也(21)の各容疑者。岡本容疑者以外は奈良市在住。辻下容疑者はガソリンスタンド店員で、岡本、辻本、上井の各容疑者は無職。

両紙によると、昨年9月、近畿大学の女子学生(21)と奈良市内の居酒屋で飲酒した後、岡本容疑者が運転する車に女性と弁護士の息子役の上井容疑者が乗り、歩行者役の辻下容疑者と接触。上井容疑者が、弁護士の父に電話を掛けたように装い、「運転手は200万円、同乗者は130万円が示談の相場」などと示唆。さらに、法律に詳しい友人役として辻本容疑者が現場に駆け付け、上井容疑者が示した示談の相場が妥当だと言って信頼させ、女子学生から現金130万円をだまし取ったとされている。

岡本容疑者らは、昨年9〜10月にも同様の手口で3件の事故を起こし、示談金名目で近畿大学の学生ら男女5人から計約240万円をだまし取ったとして逮捕、起訴されている。

奈良県警は、岡本容疑者らが他にも同様の手口で十数件の事故を起こし、総額1000万円以上をだまし取ったとみて調べている。

道路交通法では、飲酒運転の車に同乗した場合、同乗者に対しても、運転者が酒酔い運転に相当する場合は3年以下の懲役または50万円以下の罰金、運転者が酒気帯び運転に相当する場合は2年以下の懲役または30万円以下の罰金を定めている。毎日新聞によると、被害者らも飲酒運転を承知して同乗していたことから厳重注意を受けた。

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