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christiantoday 2010年03月10日(水) 18時45分 更新
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聖地“巡礼訪問”中の教皇、反ユダヤ主義を批判
 2009年05月18日

 【CJC=東京】聖地を“巡礼訪問”中の教皇ベネディクト十六世は5月11日午前、ヨルダンのアンマン・クイーン・アリア空港での送別式を経て、空路イスラエルのテルアビブ・ベングリオン空港に到着した。空港にはシモン・ペレス大統領とベンヤミン・ネタニヤフ首相が出迎えた。首相の出迎えは国家元首の場合とするのが慣習で、教皇への敬意を示す重要な行為と見られる。


 空港での歓迎式で教皇は英語で、「聖座(バチカン)とイスラエル国とは多くの価値を共有しており、とりわけ社会生活の中で宗教を正当な位置に置くことで共通している」と述べた。「社会的な関係の正しい秩序は、全ての人類の自由と尊厳を前提とし、またそれを必要とする。キリスト者であれ、イスラム教徒であれ、ユダヤ教徒であれ、等しく愛の神によって創造され、永遠の命を約束されている。人類の宗教的側面が否定されたり、隅に追いやられる時には、奪うことの出来ない人権の正しい理解のための根底が危機にさらされている」と言う。


 「悲惨なことに、ユダヤ人は、全ての人類の根源的な尊厳を否定するという思想の恐るべき影響を経験した。私のイスラエル滞在中、ショア(ナチスによるユダヤ人大量虐殺=ホロコースト)の犠牲者600万人の記憶に敬意をはらい、人類がこのような重大な犯罪を決して再び目の当たりにすることのないように祈る機会を持ちたい」と教皇は語った。


 「悲しむべきことに、反ユダヤ主義は世界各地でその醜い頭をもたげつつある。これはまったく受け入れられない。どこであれ発生する反ユダヤ主義と闘い、全地球上の人類、種族、言語、国家、世界のすべての成員に対する尊重を育てるために努力しなければならない」と教皇は主張した。


 「イスラエル滞在中、著名な宗教指導者と会える。『主の神殿の山に国々はこぞって大河のように向かう。主はわたしたちに道を示される。わたしたちはその道を歩もう』というイザヤの預言が成就するように」と教皇は語った。


 ペレス大統領は教皇に対し「聖地への訪問は平和の使者という重要な使命である。世界にある暴力と憎悪を軽減させようとするあなたの立場と行動を賞賛する。これは預言者の精神に基づくユダヤ教とキリスト教の間の対話を継続させるものとなる。飢える人を満たし、宇宙の創造主と人に対する信仰への渇きを潤すあなたの努力をたたえる」と語った。「わが国は資源は貧しいが、信仰は豊かだ。わが国は半分が砂漠だが、人的資産という力と生まれて来た全ての子どものために正義を求める社会の上に繁栄する商業を建設して来た」と言う。



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