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これだけは読んでおきたい神学書(5)『アメリカ 異形の制度空間』 気鋭の哲学者が読み解くアメリカの誕生と歴史

神学書を読む(5)『アメリカ 異形の制度空間』 気鋭の哲学者が読み解くアメリカの誕生と歴史

米国発の諸神学(黒人神学、フェミニズム神学など)がどうして生み出されたのかをはっきりと示してくれるという意味で、本書は広い意味での神学書と位置付けることができる。著者の西谷修氏は、専門が哲学であるため、内容はかなり抽象的な分野にまで言及している。

2016年11月11日12時46分

ルター研究所編著『「キリスト者の自由」を読む』

ルター研究所編著『「キリスト者の自由」を読む』

本書は、ドイツの宗教改革者、マルティン・ルターが1520年に著した著書『キリスト者の自由』の手引き書。2017年にルターによる宗教改革から500年を迎えるのを記念して出版されたものだ。「『キリスト者の自由』はルターの本の中で恐らく一番よく読まれている名著」だという。

2016年11月05日17時49分

イラク出身の女性キリスト教徒が著した2千年にわたる貴重な通史 『イラクのキリスト教』

イラク出身の女性キリスト教徒が著した2千年にわたる貴重な通史 『イラクのキリスト教』

本紙でも度々報じてきたイラクのキリスト教。本書は、ともすれば断片的になりがちなその状況の背景にある、2千年にわたって綿々と続く深い歴史を縦横無尽に掘り下げ、1冊の本に包括的かつコンパクトにまとめて概観した、貴重な通史である。

2016年10月31日17時44分

これだけは読んでみたい神学書(4)『入門講義 キリスト教と政治』その1

神学書を読む(4)『入門講義 キリスト教と政治』②

キリスト教と政治という、一見すると水と油のようなものが、実はコインの裏表であったことに気付かせてくれるのが本書である。その後編として、宗教改革以降のキリスト教と政治の在り方を本書に沿って紹介してみたい。

2016年10月27日16時53分

これだけは読んでみたい神学書(4)『入門講義 キリスト教と政治』その1

神学書を読む(4)『入門講義 キリスト教と政治』①

キリスト教史とは西洋史のことであり、世界史の主要な構成要素として、この観点を見失っては歴史理解など望むべくもない。その前提に立つなら、本書は世界の政治形態がいかにキリスト教によって成り立っているかを詳(つまび)らかにする一読本だと言えるだろう。

2016年10月27日16時52分

『今こそ原発の廃止を』編纂委員会編『今こそ原発の廃止を―日本のカトリック教会の問いかけ』

『今こそ原発の廃止を』編纂委員会編『今こそ原発の廃止を―日本のカトリック教会の問いかけ』

日本カトリック司教協議会『今こそ原発の廃止を』編纂委員会が編集した本書。同委員会は本書について「東日本大震災から8か月後の2011年11月に司教団が発表した脱原発のメッセージを補完して、科学的、哲学的、神学的な裏づけをなす」と説明している。

2016年10月18日15時53分

これだけは読んでみたい神学書(3)戦国時代とキリシタン史から現代の宣教のヒントが見えてくる!?②『概説キリシタン史』

神学書を読む(3)戦国時代とキリシタン史から現代の宣教のヒントが見えてくる!?②『概説キリシタン史』

400年前の宣教師たちが欧州からはるか遠く離れた異教の地、日本で宣教のために苦闘し試行錯誤した歴史を詳しく知ると、実は現代日本の教会や宣教の課題、そして日本のキリスト教の最大の課題である「文化受容」を考えるヒントがたくさん詰まっていて実はとっても面白い。

2016年10月06日11時29分

これだけは読んでみたい神学書(3)戦国時代とキリシタン史から現代の宣教のヒントが見えてくる!?①『戦国と宗教』

神学書を読む(3)戦国時代とキリシタン史から現代の宣教のヒントが見えてくる!?①『戦国と宗教』

本の戦国時代、宗教がどんな影響を人々に与えたかを考察する良書である。そして、私たちが日本史の教科書などで学んでいた「常識」が、実はそうではない可能性を示唆するという意味では、とても革命的な1冊である。

2016年10月06日11時28分

『ボクシングと大東亜』 スポーツと外交、敗戦日本とフィリピンを結んだクリスチャンボクサー

『ボクシングと大東亜』 スポーツと外交、敗戦日本とフィリピンを結んだクリスチャンボクサー

本書は、ボクシングが戦後の日本と米国、アジアとの和解と交流の懸け橋になったことを、膨大な資料を元に描き出す。さらに、その中で大きな役割を果たした1人がクリスチャンの金子繁治というボクサーだったという物語を教えてくれる。

2016年10月04日0時39分

25歳になる前に全てのクリスチャンが読んでおくべき書籍11選(洋書)

25歳になる前に全てのクリスチャンが読んでおくべき書籍11選(洋書)

聖書を読むことが何よりも重要であることは、言うまでもない。しかし、神は恵みによって著作者たちに才能を与え、私たちの日常生活に御言葉を適用できるようにしてくださった。これからリストアップする11冊は、私がためらうことなくお薦めする書籍である。

2016年10月02日20時04分

『教皇フランシスコ キリストとともに燃えて』(2)活動家、文学者、現場の人、そして「周縁へ」 

『教皇フランシスコ キリストとともに燃えて』(2)活動家、文学者、現場の人、そして「周縁へ」 

実践的な活動家以外の側面もまた興味深い。ベルゴリオは、高校では文学や芸術の教師として、教室でガルシア・ロルカの詩集を読み、イングマール・ベルイマンの『第七の封印』を学校で上映したこともあった。

2016年09月29日18時08分

『教皇フランシスコ キリストとともに燃えて』(1)その歴史と人物を探るための700ページの決定評伝

『教皇フランシスコ キリストとともに燃えて』(1)その歴史と人物を探るための700ページの決定評伝

毎週のように教皇フランシスコについての国際ニュースが報道される。しかし、断片的なニュースからは、彼が果たしてどのような人物なのか、その全体像はなかなか分からないのも事実だ。本書は、それを明らかにしてくれる現時点での決定的な評伝といえる。

2016年09月29日18時07分

佐藤優著『現代に生きる信仰告白―改革派教会の伝統と神学』

佐藤優著『現代に生きる信仰告白―改革派教会の伝統と神学』

本書は、日本キリスト教会大森教会(東京都大田区)で昨年11月に青年向けに行われた、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏による講演「改革長老教会の伝統と神学―21世紀における意味を考える」・座談会・質疑応答とフリートークを収めた1冊である。

2016年09月27日15時52分

没後20年 遠藤周作のキリスト教信仰の根底にある母への思慕を知る 『「沈黙」をめぐる短篇集』

没後20年 遠藤周作のキリスト教信仰の根底にある母への思慕を知る 『「沈黙」をめぐる短篇集』

今年は遠藤周作没後20年、そして『沈黙』刊行から50年という年であり、長崎ではシンポジウムも開催された。それを記念して出版された本書には14の短編が収められている。

2016年09月21日21時11分

これだけは読んでみたい神学書(2)トランプ現象を前に『反知性主義―アメリカが生んだ「熱病」の正体―』

神学書を読む(2)トランプ現象を前に『反知性主義―アメリカが生んだ「熱病」の正体―』

本書は国際基督教大学の教授にして副学長の森本あんり氏(男性です!)の研究の成果が、平易な言葉と面白いエピソード満載で余すところなく開示されている。一般的に「大学の先生の話は面白くない」と思われがちだが、本書はそうではない。

2016年09月20日23時02分

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