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書評

神学書を読む(15)来住英俊著『キリスト教は役に立つか』

神学書を読む(15)来住英俊著『キリスト教は役に立つか』

ストレートなタイトルである。テレビドラマの影響か、「~役に立つ」はちょっとした流行語なのかもしれない。本書は、キリスト教的世界観をカトリック的視点から、誰でも理解できるように解説してくれている。組織神学的トピックスがほぼ網羅されているのも秀逸である。

2017年05月01日18時52分

神学書を読む(14)渡瀬裕哉著『トランプの黒幕 日本人が知らない共和党保守派の正体』

神学書を読む(14)渡瀬裕哉著『トランプの黒幕 日本人が知らない共和党保守派の正体』

著者の渡瀬氏は、初めからトランプ優勢を伝え、しかもその分析も丁寧に行っている。特にセンセーショナルな言葉が飛び交う最近のメディアに対する辛辣(しんらつ)な批判は秀逸である。

2017年04月26日17時29分

神学書を読む(13)深井智朗著『プロテスタンティズム 宗教改革から現代政治まで』

神学書を読む(13)深井智朗著『プロテスタンティズム 宗教改革から現代政治まで』

自分の教派がカトリックでもギリシャ正教でもない、ということは分かっていても、そのルーツがルターに行き着くということに今一つリアリティーを感じられない方もおられるだろう。本書はそういう方にこそ手に取ってもらいたいものである。

2017年04月12日18時07分

神学書を読む(12)佐藤優著『悪魔の勉強術 年収一千万稼ぐ大人になるために』

神学書を読む(12)佐藤優著『悪魔の勉強術 年収一千万稼ぐ大人になるために』

まず、タイトルにだまされてはならない。「悪魔の―」となっているが、中身は至って実践的な大学生向け指南書である。しかも「神学」という概念をここまで敷衍(ふえん)して実学とリンクさせている書物は近年お目にかかったことがない。

2017年04月04日18時46分

神学書を読む(11)島田裕巳・和田秀樹著『宗教と精神科は現代の病を救えるのか?』

神学書を読む(11)島田裕巳・和田秀樹著『宗教と精神科は現代の病を救えるのか?』

タイトルからして刺激的である。宗教の目的、そして精神科の目的。これらに共通するのは、苦しんでいたり悩んでいたりする人間を「救い」へと導くことである。

2017年03月25日19時40分

神学書を読む(10)ノーマン・V・ピール著『新訳 積極的考え方の力―成功と幸福を手にする17の原則』

神学書を読む(10)ノーマン・V・ピール著『新訳 積極的考え方の力―成功と幸福を手にする17の原則』

本書は、厳密には「神学書」とは言えない。しかし、書かれている内容は、一般ビジネスマン向けではあるものの、聖書に基づいている。なぜなら、作者のピールはニューヨークで1950年代に活躍したキリスト教牧師である。

2017年02月10日17時19分

25歳青年の奇跡の証し 『齊藤諒の生きる力~四肢麻痺・人工呼吸器装着の僕が伝えたいこと~』

25歳青年の奇跡の証し 『齊藤諒の生きる力~四肢麻痺・人工呼吸器装着の僕が伝えたいこと~』

静岡県浜松市にある教会「ぶどうの木」の教会員で、交通事故の後遺症で四肢麻痺・人工呼吸器装着の斉藤諒(りょう)さんが19日、事故に遭ったことをきっかけにイエス・キリストと出会い、これまで体験した奇跡の数々を書き記した著書を Kindle 版の電子書籍で出版した。

2017年01月25日20時23分

『現代文化とキリスト教』(キリスト新聞社)

『現代文化とキリスト教』(2)「ポスト世俗化の宗教技法 テゼ共同体とその祈り」岡本亮輔氏

岡本亮輔氏(北海道大学メディア・コミュニケーション研究員准教授)は、『聖地巡礼―世界遺産からアニメの舞台まで』(2015年、中公新書)、『聖地巡礼ツーリズム』(2012年、弘文堂、共著)などの著作がある宗教社会学者。

2017年01月24日14時12分

『現代文化とキリスト教』(キリスト新聞社)

『現代文化とキリスト教』(1)「カトリックの移民支援の重層性」白波瀬達也氏

本書は関西学院大学キリスト教と文化研究センターの研究プロジェクト「現代文化とキリスト教」での7つの発表が収められているが、神学ではなく宗教社会学者による2つの発表が特に現代社会におけるキリスト教に関する重要な研究と思われるのでご紹介させていただきたい。

2017年01月24日14時11分

下斗米伸夫著『宗教・地政学から読むロシア「第三のローマ」をめざすプーチン』

ロシアは何を目指すのか? 『宗教・地政学から読むロシア「第三のローマ」をめざすプーチン』(2)

ソビエト連邦は70年以上無神論政策を続け、宗教を弾圧したことはよく知られている。しかし、信仰はなくならなかった。ソ連時代にすら共産党エリートも密かに教会で洗礼を受けており、末期には表に現れるほどになっていた。

2017年01月24日12時04分

下斗米伸夫著『宗教・地政学から読むロシア「第三のローマ」をめざすプーチン』

ロシアは何を目指すのか? 『宗教・地政学から読むロシア「第三のローマ」をめざすプーチン』(1)

本書は、地政学と宗教から「ロシアとは何か?」「現代ロシアは何を志向しているのか?」などを分析している。著者は法政大学教授の下斗米(しもとまい)伸夫氏。現代ロシア政治に関する著作も多数出版している、この分野の第一人者といえるだろう。

2017年01月24日12時03分

神学書を読む(9)『沈黙』と共鳴するキリスト教の犠牲批判 青野太潮著『パウロ 十字架の使徒』

神学書を読む(9)『沈黙』と共鳴するキリスト教の犠牲批判 青野太潮著『パウロ 十字架の使徒』

新書版であるため、ページ数としてはわずか200ページ足らずであるが、その内容は深く、既存のキリスト教に対してセンセーショナルな議論を吹っかけている問題の書である。

2017年01月18日23時58分

「死といのち」の問題を考える 石居基夫著『キリスト教における死と葬儀―現代の日本的霊性との出逢い』

「死といのち」の問題を考える 石居基夫著『キリスト教における死と葬儀―現代の日本的霊性との出逢い』

本書は、「死といのち」の問題をめぐって、日本人にキリスト教の福音の意味を伝えると同時に、日本のクリスチャンがキリストの救いをしっかり受け取っていけるようにという著者の強い思いを、優しさにあふれる言葉で紡いだ1冊。

2017年01月06日8時03分

神学書を読む(7)『聖書信仰』前編:聖書無誤主義を福音主義はどう超克するか?

神学書を読む(8)『聖書信仰』後編:聖書無誤主義を福音主義はどう超克するか?

前編では、13章までで提示された歴史的見地から見た聖書信仰の変遷について言及した。後編では、藤本氏が本書を書く動機ともなったであろう、モダン主義を越えた聖書信仰の在り方について、評していきたい。

2017年01月05日12時17分

神学書を読む(7)『聖書信仰』前編:聖書無誤主義を福音主義はどう超克するか?

神学書を読む(7)『聖書信仰』前編:聖書無誤主義を福音主義はどう超克するか?

もしもあなたが「聖書の書いてあることは本当にあったことなんだろうか?」とか、「こんな出来事が本当にあったとしたら、これをどう説明したらいいのだろう?」と一度でも思ったことがあるなら、ぜひ本書を手にすることをお勧めする。

2017年01月05日12時16分

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