書評

神学書を読む(18)藤本満著『歴史 わたしたちは今どこに立つのか』

神学書を読む(18)藤本満著『歴史―わたしたちは今どこに立つのか―』

本書は「わたしたちと宗教改革」シリーズ第1巻として発刊された。今年(2017年)がルターの宗教改革から500年ということもあり、さまざまな「宗教改革本」が出版されている。その中で本書は白眉だと言っていい。

2017年09月09日6時56分

赤江達也著『矢内原忠雄 戦争と知識人の使命』

天皇制の「神の国」を叫ぶ日本で、聖書の「神の国」を語り続けた悲哀の預言者 赤江達也著『矢内原忠雄 戦争と知識人の使命』

本書は、無教会の知識人として一般にも広く知らる矢内原忠雄について、キリスト者、「預言者」としての貌(かお)にも着目し、新しい視点から、矢内原が真に語ろうとしていた思想の内実に迫る。

2017年09月07日6時53分

人生の先にある確かな希望

5人の有名人のキリストにある「終活」 込堂一博著『人生の先にある確かな希望』

4月に発売された込堂一博さんの新著『人生の先にある確かな希望』(イーグレープ)は、5人の有名なクリスチャンの終末期の過ごし方から「終活」のヒントが与えられる、伝道にも使いやすい小冊子だ。

2017年08月28日6時24分

温かい笑顔で「あなたは大切な人」と声を掛けて 鈴木秀子著『自分の花を精いっぱい咲かせる生き方』

温かい笑顔で「あなたは大切な人」と声を掛けて 鈴木秀子著『自分の花を精いっぱい咲かせる生き方』

聖心会のシスターとして60年以上もの間、人々の心に寄り添って歩んできた鈴木秀子さんの新著『自分の花を精いっぱい咲かせる生き方』(致知出版社)が先月25日発売された。

2017年08月09日7時08分

「ことば」を追い求めたルターの生涯 徳善義和著『マルティン・ルター――ことばに生きた改革者』

「ことば」を追い求めたルターの生涯 徳善義和著『マルティン・ルター ことばに生きた改革者』

ルター研究の第一人者で、日本福音ルーテル教会の重鎮である徳善義和(とくぜん・よしかず)氏により、マルティン・ルターの生涯が分かりやすく綴(つづ)られた格好の入門書。

2017年07月30日6時11分

神学書を読む(17)冷泉彰彦著『予言するアメリカ 事件と映画にみる超大国の未来』

神学書を読む(17)冷泉彰彦著『予言するアメリカ 事件と映画にみる超大国の未来』

本書は、プリンストン在住のフリージャーナリスト、冷泉彰彦氏の新刊である。トランプ政権誕生を踏まえ、どうしてそのような米国になっていったのか、を映画というフィルターを通してつまびらかにしようとする意欲作である。

2017年07月25日16時39分

神学書を読む(16)ジョン・C・マクスウェル著『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』

神学書を読む(16)ジョン・C・マクスウェル著『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』

世界累計1800万部を越える超ベストセラー作家にして、リーダーシップの大家、ジョン・マクスウェル。彼がかつて牧師であり、その牧会理念に基づいて「リーダーシップ」を語り出したことをどれくらいの方がご存じだろうか?

2017年06月27日7時21分

神学書を読む(15)来住英俊著『キリスト教は役に立つか』

神学書を読む(15)来住英俊著『キリスト教は役に立つか』

ストレートなタイトルである。テレビドラマの影響か、「~役に立つ」はちょっとした流行語なのかもしれない。本書は、キリスト教的世界観をカトリック的視点から、誰でも理解できるように解説してくれている。組織神学的トピックスがほぼ網羅されているのも秀逸である。

2017年05月01日18時52分

神学書を読む(14)渡瀬裕哉著『トランプの黒幕 日本人が知らない共和党保守派の正体』

神学書を読む(14)渡瀬裕哉著『トランプの黒幕 日本人が知らない共和党保守派の正体』

著者の渡瀬氏は、初めからトランプ優勢を伝え、しかもその分析も丁寧に行っている。特にセンセーショナルな言葉が飛び交う最近のメディアに対する辛辣(しんらつ)な批判は秀逸である。

2017年04月26日17時29分

神学書を読む(13)深井智朗著『プロテスタンティズム 宗教改革から現代政治まで』

神学書を読む(13)深井智朗著『プロテスタンティズム 宗教改革から現代政治まで』

自分の教派がカトリックでもギリシャ正教でもない、ということは分かっていても、そのルーツがルターに行き着くということに今一つリアリティーを感じられない方もおられるだろう。本書はそういう方にこそ手に取ってもらいたいものである。

2017年04月12日18時07分

神学書を読む(12)佐藤優著『悪魔の勉強術 年収一千万稼ぐ大人になるために』

神学書を読む(12)佐藤優著『悪魔の勉強術 年収一千万稼ぐ大人になるために』

まず、タイトルにだまされてはならない。「悪魔の―」となっているが、中身は至って実践的な大学生向け指南書である。しかも「神学」という概念をここまで敷衍(ふえん)して実学とリンクさせている書物は近年お目にかかったことがない。

2017年04月04日18時46分

神学書を読む(11)島田裕巳・和田秀樹著『宗教と精神科は現代の病を救えるのか?』

神学書を読む(11)島田裕巳・和田秀樹著『宗教と精神科は現代の病を救えるのか?』

タイトルからして刺激的である。宗教の目的、そして精神科の目的。これらに共通するのは、苦しんでいたり悩んでいたりする人間を「救い」へと導くことである。

2017年03月25日19時40分

神学書を読む(10)ノーマン・V・ピール著『新訳 積極的考え方の力―成功と幸福を手にする17の原則』

神学書を読む(10)ノーマン・V・ピール著『新訳 積極的考え方の力―成功と幸福を手にする17の原則』

本書は、厳密には「神学書」とは言えない。しかし、書かれている内容は、一般ビジネスマン向けではあるものの、聖書に基づいている。なぜなら、作者のピールはニューヨークで1950年代に活躍したキリスト教牧師である。

2017年02月10日17時19分

25歳青年の奇跡の証し 『齊藤諒の生きる力~四肢麻痺・人工呼吸器装着の僕が伝えたいこと~』

25歳青年の奇跡の証し 『齊藤諒の生きる力~四肢麻痺・人工呼吸器装着の僕が伝えたいこと~』

静岡県浜松市にある教会「ぶどうの木」の教会員で、交通事故の後遺症で四肢麻痺・人工呼吸器装着の斉藤諒(りょう)さんが19日、事故に遭ったことをきっかけにイエス・キリストと出会い、これまで体験した奇跡の数々を書き記した著書を Kindle 版の電子書籍で出版した。

2017年01月25日20時23分

『現代文化とキリスト教』(キリスト新聞社)

『現代文化とキリスト教』(2)「ポスト世俗化の宗教技法 テゼ共同体とその祈り」岡本亮輔氏

岡本亮輔氏(北海道大学メディア・コミュニケーション研究員准教授)は、『聖地巡礼―世界遺産からアニメの舞台まで』(2015年、中公新書)、『聖地巡礼ツーリズム』(2012年、弘文堂、共著)などの著作がある宗教社会学者。

2017年01月24日14時12分

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